特許
J-GLOBAL ID:201203002108218847

バネ部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  佐伯 義文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-022631
公開番号(公開出願番号):特開2012-163134
出願日: 2011年02月04日
公開日(公表日): 2012年08月30日
要約:
【課題】皿バネを要素として圧縮力と引張力の双方に対応し得るバネ部材を提供する。【解決手段】シリンダー(シリンダー要素)1と、シリンダーに軸方向に相対変位可能に挿入されたロッド(ロッド要素)4と、ロッドの先端部に組み付けられバネ要素11により構成される。バネ要素は複数枚の皿バネ3を直列および/または並列に重ねてなる1組の皿バネ群3Aの両端側に押板12がそれぞれ配設され、押板の外側に設けられたストッパー13の間においてバネ要素全体をロッドの軸方向両側に弾性的に圧縮可能とされている。バネ部材全体が伸縮する際、一方の押板がシリンダーの両端部に設けられている蓋体14のいずれか一方の内面に対して押圧されるとともに他方の押板がシリンダーの内側に向かって押圧されてバネ要素を圧縮する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに離接する方向に相対変位可能な二部材間に介装されて、前記二部材間に生じる相対変位によって弾性的に伸縮するバネ部材であって、 シリンダー要素と、該シリンダー要素に対して軸方向に相対変位可能に挿入されたロッド要素と、該ロッド要素の先端部に組み付けられて前記シリンダー要素内に収容されたバネ要素により構成されて、前記ロッド要素の基端部および前記シリンダー要素に対して前記二部材がそれぞれ連結可能とされ、 前記バネ要素は複数枚の皿バネを直列および/または並列に重ねてなる1組の皿バネ群の両端側に押板がそれぞれ配設され、 前記ロッド要素は前記バネ要素の全体に対して軸方向に相対変位可能に挿通せしめられているとともに、該ロッド要素には前記各押板の外側の位置にそれぞれストッパーが設けられていて、該ストッパーの間において前記バネ要素の全体が前記ロッド要素の軸方向両側に弾性的に変位可能な状態で組み付けられ、 前記ロッド要素の基端部が前記シリンダー要素から外方に延出せしめられた状態で該ロッド要素の先端部が前記シリンダー要素内に挿入されて、前記各押板がそれぞれ前記シリンダー要素の両端部に設けられた蓋体の内面に対して押圧可能な状態で前記バネ要素の全体が前記シリンダー要素内に収容されてなり、 前記ロッド要素が前記シリンダー要素に対して軸方向両側に相対変位した際に、いずれか一方の押板が前記蓋体に対して押圧されるとともに他方の押板が前記ストッパーにより前記シリンダー要素の内側に向かって押圧されて前記バネ要素の全体が弾性的に圧縮可能に構成されてなることを特徴とするバネ部材。
IPC (2件):
F16F 3/02 ,  F16F 1/32
FI (2件):
F16F3/02 ,  F16F1/32
Fターム (6件):
3J059AE04 ,  3J059AE05 ,  3J059BA23 ,  3J059BB03 ,  3J059BD01 ,  3J059CB12

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