特許
J-GLOBAL ID:201203002210783630

液相拡散接合方法及び接合品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  美馬 保彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-199097
公開番号(公開出願番号):特開2012-055904
出願日: 2010年09月06日
公開日(公表日): 2012年03月22日
要約:
【課題】接合部分における酸化物の生成及び介在を抑制しながら、端部に筒状部分を有した被接合部材同士の接合を行うことができる液相拡散接合方法を提供する。【解決手段】鋼管10A,10Bの開口端面同士の間に、鋼よりも融点の低い低融点接合材11を配置し、次に低融点接合材11の融点以上の接合温度に、鋼管10A,10Bを加熱しながら、鋼管10A,10Bを押圧することにより、鋼管10A,10Bを開口端面で接合し、接合部分に生成された酸化物を接合部分の周りに押し出し、次に、押圧状態を保持しながら、接合温度よりも高い拡散温度に、鋼管10A,10Bを加熱することにより、低融点接合材11の材料を鋼管10A,10Bに拡散させ、次に、加熱状態を保持しながら、接合押し出し工程の押圧力よりも低い押圧力に押圧し、低融点接合材11の材料を前記被接合部材にさらに拡散させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
端部に筒状部分を有した一対の鋼製の被接合部材の開口端面同士の間に、前記鋼よりも融点の低い低融点接合材を配置する工程と、 該低融点接合材の融点以上の接合温度に、前記被接合部材を加熱しながら、前記被接合部材同士を押圧することにより、前記被接合部材同士を前記開口端面で接合し、少なくとも接合部分に生成された酸化物を前記接合部分の周りに押し出す、接合押し出し工程と、 該接合押し出し工程時における押圧状態を保持しながら、前記接合温度よりも高い拡散温度に、前記被接合部材を加熱することにより、前記低融点接合材の材料を前記被接合部材に拡散させる第一の拡散工程と、 前記第一の拡散工程における加熱状態を保持しながら、前記接合押し出し工程の押圧力よりも低い押圧力で押圧し、前記低融点接合材の材料を前記被接合部材にさらに拡散させる第二の拡散工程と、 を少なくとも含むことを特徴とする液相拡散接合方法。
IPC (1件):
B23K 20/00
FI (2件):
B23K20/00 310G ,  B23K20/00 310M
Fターム (8件):
4E167AA02 ,  4E167AB01 ,  4E167AB05 ,  4E167AD03 ,  4E167BA06 ,  4E167BA08 ,  4E167BA18 ,  4E167CB03

前のページに戻る