特許
J-GLOBAL ID:201203002499624801
補聴装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小栗 昌平
, 市川 利光
, 橋本 公秀
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010004019
公開番号(公開出願番号):WO2010-146857
出願日: 2010年06月16日
公開日(公表日): 2010年12月23日
要約:
音声認識精度を低下させることなく、複数のマイクロホンからの入力音響信号によって、会話相手以外の呼びかけや様々な音を検出すること。本発明の補聴装置は、複数のマイクロホンで変換された音響信号に基づき推定された、前記会話相手以外の呼びかけ音声が到来する方向に基づき、前記会話相手以外の呼びかけ音声の周波数特性を補正し、一つの特性を持つマイクを用いて収録された他の音声データに基づき、音素及び音節の特徴を表す呼び出し単語標準パタンと、前記周波数特性補正処理部で周波数特性が補正された前記会話相手以外の呼びかけ音声を照合して、呼びかけ単語か否かを判定し、前記呼びかけ単語判定手段の判定結果に基づき、前記会話相手の音声が到来する方向以外について、指向性を形成する。そして、本発明の補聴装置は、前記会話相手以外の呼びかけ音声の周波数特性を、前記音響標準パタン作成時におけるマイク特性と同等になるように補正する。
請求項(抜粋):
会話相手の音声及び前記会話相手以外の呼びかけ音声や様々な音を含む音を音響信号に変換する複数のマイクロホンと、
各マイクロホンで変換された音響信号に基づき、前記会話相手以外の呼びかけ音声の到来方向を推定する音到来方向推定手段と、
各マイクロホンで変換された音響信号及び前記音到来方向推定手段で推定した、前記会話相手以外の呼びかけ音声が到来する方向に基づき、前記会話相手以外の呼びかけ音声の周波数特性を補正する周波数特性補正処理部と、
一つの特性を持つマイクを用いて収録された他の音声データに基づき、音素及び音節の特徴を表す呼び出し単語標準パタンを格納する音響標準パタン格納部と、
前記周波数特性補正処理部で周波数特性が補正された前記会話相手以外の呼びかけ音声を、前記呼び出し単語標準パタンと照合し、呼びかけ単語か否かを判定する呼びかけ単語判定手段と、
前記呼びかけ単語判定手段の判定結果に基づき、前記会話相手の音声が到来する方向以外について、指向性を形成する会話相手以外方向指向性合成手段と、
前記会話相手以外方向指向性合成手段で形成された前記指向性に基づき、前記会話相手以外の呼びかけ音声を出力する音声出力手段と、を備え、
前記周波数特性補正処理部は、前記呼びかけ単語判定手段で用いる、前記音響標準パタン作成時におけるマイク特性と同等になるように、前記会話相手以外の呼びかけ音声の周波数特性を補正する補聴装置。
IPC (6件):
H04R 25/00
, H04R 1/40
, H04R 3/00
, G10L 15/28
, G10L 21/02
, G10L 15/10
FI (8件):
H04R25/00 M
, H04R25/00 D
, H04R1/40 320B
, H04R3/00 320
, G10L15/28 400
, G10L21/02 301A
, G10L21/02 202A
, G10L15/10 500Z
Fターム (3件):
5D015EE04
, 5D018BB24
, 5D020BB04
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