特許
J-GLOBAL ID:201203002756193515

コヒーレント光受信器およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 机 昌彦 ,  下坂 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-210729
公開番号(公開出願番号):特開2012-070051
出願日: 2010年09月21日
公開日(公表日): 2012年04月05日
要約:
【課題】偏波多重光信号を用いた光コヒーレント受信方式においては、コヒーレント光受信器の始動時における動作が安定しない。【解決手段】本発明のコヒーレント光受信器において、偏光ビームスプリッタは、直交する二つの偏波光を独立の情報信号でそれぞれ変調した光信号を多重化して得られる偏波多重光信号を入力し、第1および第2の受信偏波光信号に分離して出力し、90°ハイブリッド回路は第1および第2の受信偏波光信号を局所光とそれぞれ干渉させて複数の光信号を出力し、光電変換器は光信号を検波して検波電気信号を出力し、アナログ-デジタル変換器は検波電気信号をデジタル化してデジタル受信信号を出力し、デジタル信号処理部が備える偏波分離部と位相補償部は、デジタル受信信号を入力として偏波分離処理を行なった結果を位相補償部に出力し、情報信号として同一の初期信号を用いたときに得られる位相偏差量を初期値として位相補償処理を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
偏光ビームスプリッタと、90°ハイブリッド回路と、局部発振器と、光電変換器と、アナログ-デジタル変換器と、デジタル信号処理部を有し、 前記偏光ビームスプリッタは、直交する二つの偏波光を独立の情報信号でそれぞれ変調した光信号を多重化して得られる偏波多重光信号を入力し、第1の受信偏波光信号と第2の受信偏波光信号に分離して出力し、 前記90°ハイブリッド回路は、前記第1の受信偏波光信号と前記第2の受信偏波光信号を前記局部発振器からの局所光とそれぞれ干渉させて複数の信号成分に分離した複数の光信号を出力し、 前記光電変換器は、前記光信号を検波して検波電気信号を出力し、 前記アナログ-デジタル変換器は、前記検波電気信号をデジタル化してデジタル受信信号を出力し、 前記デジタル信号処理部は、偏波分離部と、位相補償部とを備え、 前記偏波分離部は、前記デジタル受信信号を入力として偏波分離処理を行なった結果を前記位相補償部に出力し、 前記位相補償部は、前記情報信号として同一の初期信号を用いたときに得られる位相偏差量を初期値として位相補償処理を行う コヒーレント光受信器。
IPC (8件):
H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/142 ,  H04B 10/152 ,  H04J 14/00 ,  H04J 14/04 ,  H04J 14/06 ,  G02F 2/00
FI (3件):
H04B9/00 L ,  H04B9/00 F ,  G02F2/00
Fターム (17件):
2K002AA02 ,  2K002AB19 ,  2K002BA03 ,  2K002EA30 ,  5K102AA52 ,  5K102AD15 ,  5K102AH14 ,  5K102AM02 ,  5K102AM06 ,  5K102MA02 ,  5K102MB18 ,  5K102MC26 ,  5K102MH03 ,  5K102MH14 ,  5K102PH22 ,  5K102RD26 ,  5K102RD27

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