特許
J-GLOBAL ID:201203002850697560

熱磁気エンジン装置、および可逆熱磁気サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-097115
公開番号(公開出願番号):特開2012-229634
出願日: 2011年04月25日
公開日(公表日): 2012年11月22日
要約:
【課題】熱磁気エンジン装置を提供する。【解決手段】可逆熱磁気サイクル装置2の磁性体49、59は、キュリー温度を越えると磁性が低下し、キュリー温度を下回ると磁性が上昇する。ポンプ30は、高温端から低温端に向けて作業水を流して磁性体を加熱し、低温端から高温端に向けて作業水を流して磁性体を冷却する。加熱と冷却による磁性の変化に起因して、永久磁石45、55が回転し、熱磁気エンジン装置として機能する。磁性体は、外部磁場の印加により発熱し、外部磁場の除去により吸熱する磁気熱量素子でもある。ポンプ30は、磁気熱量素子に外部磁場が印加されているときに低温端から高温端に向けて作業水を流し、磁気熱量素子から外部磁場が除去されているときに高温端から低温端に向けて作業水を流す。磁場切換えによる発熱と吸熱に起因して、温度分布が生じ、磁気熱量効果型ヒートポンプ装置が提供される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
温度がキュリー温度を越えると磁性が低下し、温度がキュリー温度を下回ると磁性が上昇する磁性体であって、温熱が供給される高温端(11、14)の温度と冷熱が供給される低温端(12、13)の温度との間にキュリー温度をもつ磁性体(49、59)と、 前記磁性体を加熱するときに前記高温端から前記低温端に向けて熱輸送媒体を流し、前記磁性体を冷却するときに前記低温端から前記高温端に向けて熱輸送媒体を流すポンプ(30、230)と、 前記磁性体に外部磁場を印加する磁場印加装置(44、45、54、55)と、 前記磁性体と前記磁場印加装置との間に働く磁気的な力を運動エネルギとして取り出す動力機構(32、42、52、70、80、20)とを備えることを特徴とする熱磁気エンジン装置。
IPC (4件):
F03G 3/00 ,  F25B 21/00 ,  F03G 7/06 ,  H02N 10/00
FI (4件):
F03G3/00 E ,  F25B21/00 A ,  F03G7/06 Z ,  H02N10/00

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