特許
J-GLOBAL ID:201203004279736059
生体光双方向情報交換システム及び該システムの制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人京都国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-245186
公開番号(公開出願番号):特開2012-095803
出願日: 2010年11月01日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】被検体が特定の刺激を受けたときや所定の行動を起こす際の生体脳の神経活動状態等の生体情報を、長期間に亘って計測可能とし脳機能解析等に有用な情報を提供する。【解決手段】脳100表面に密着するように生体に埋植されるセンサ部1は、基板10上に、青色の刺激光用LED11、緑色の励起光用LED12、赤色の蛍光を選択的に検出するべく受光部14表面が光学フィルタ15で被覆されたイメージセンサ13、を備える。予め脳100の測定対象部位内の特定細胞に光感受性タンパク質を導入すると共に周囲の細胞を電位感受性色素で染色した上で、センサ部1を装着し計測を行う。LED11から刺激光が出射されると光感受性タンパク質が導入された細胞は活性化され、膜電位の変動に応じた強度の蛍光が電位感受性色素から放出される。従って、イメージセンサで検出された信号に基づいて測定対象部位の神経活動を反映した画像を作成することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
生物の生体組織の活動を情報として収集する一方、情報としての光刺激を生体組織に与える生体光双方向情報交換システムにおいて、
a)前記生体組織に接するように生体内に埋植されたものであって、
a1)所定の光を受けて活性化又は不活性化する光感受性及び所定の光によって励起され電位に応じた光を発する電位感受性が導入された前記生体組織に存在する細胞の光感受性を刺激するための第1の波長を有する刺激光を前記生体組織に向けて出射する刺激光照射手段と、
a2)前記細胞の電位感受性による発光を励起するための、前記第1の波長とは異なる第2の波長を有する励起光を前記生体組織に向けて出射する励起光照射手段と、
a3)前記励起光の照射を受けて励起された細胞の電位感受性の作用によって放出される前記第1及び第2の波長とは異なる第3の波長の光を検出するための、受光素子を含む検出手段と、
を有する生体内光学的インターフェイス手段と、
b)前記検出手段で得られた検出信号に基づいて、前記刺激光照射手段から出射する刺激光の照射条件を決定する情報処理手段と、
c)該情報処理手段により決定された照射条件に従って前記刺激光照射手段を制御する刺激光制御手段と、
を備えることを特徴とする生体光双方向情報交換システム。
IPC (3件):
A61B 10/00
, G01N 21/64
, C12M 1/34
FI (3件):
A61B10/00 E
, G01N21/64 F
, C12M1/34 B
Fターム (15件):
2G043AA03
, 2G043BA16
, 2G043DA02
, 2G043EA01
, 2G043FA02
, 2G043JA03
, 2G043KA02
, 2G043KA03
, 2G043KA05
, 2G043KA09
, 2G043LA03
, 2G043NA05
, 4B029AA07
, 4B029BB11
, 4B029FA15
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