特許
J-GLOBAL ID:201203004364013430
摩擦ダンパー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-251106
公開番号(公開出願番号):特開2012-102793
出願日: 2010年11月09日
公開日(公表日): 2012年05月31日
要約:
【課題】制振対象の構造体が損傷することを有効に回避可能な摩擦ダンパーを提供する。【解決手段】相対移動可能に重ねられた2つの部材12,14,16が振動により相対移動するときに圧接力に基づいて発生する摩擦力で振動を減衰する摩擦ダンパー20であって、板厚方向に間隔を隔てて互いに対向する一対の第1板部材12,14と、2つの部材12,14,16のうちの他方の部材として設けられる第2板部材16と、一対の第1板部材12,14及び第2板部材16に圧接力を付与する圧接力付与部材30,18,19と、を有する。一対の第1板部材12,14と第2板部材16との所定方向の相対移動量が所定値を超えたときに、圧接力が低下する。なお、一対の第1板部材12,14のうちの他方の第1板部材14と第2板部材16との間には、転動体40が介装されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
相対移動可能に重ねられた2つの部材に圧接力を付与し、前記2つの部材が振動により相対移動するときに前記圧接力に基づいて発生する摩擦力を減衰力として用いて、前記振動を減衰する摩擦ダンパーであって、
前記2つの部材のうちの一方の部材として設けられ、板厚方向に間隔を隔てて互いに対向する一対の第1板部材と、
前記2つの部材のうちの他方の部材として設けられる第2板部材であって、前記第2板部材の少なくとも一部の板状部分が、前記一対の第1板部材同士の間の前記間隔に、前記板厚方向と直交する所定方向に相対移動可能に介装されることにより、前記一対の第1板部材に重ねられる第2板部材と、
前記一対の第1板部材と前記第2板部材とが重ねられた状態で、これらを前記板厚方向に挟み込むことにより、前記一対の第1板部材及び前記第2板部材に前記圧接力を付与する圧接力付与部材と、を有し、
前記一対の第1板部材と前記第2板部材との前記所定方向の相対移動量が所定値を超えたときに、前記圧接力が低下し、
前記一対の第1板部材のうちの一方の第1板部材と前記第2板部材との間には、前記所定方向の相対移動に従って前記摩擦力が発生し、
前記一対の第1板部材のうちの他方の第1板部材と前記第2板部材との間には、前記他方の第1板部材及び前記第2板部材を前記所定方向に沿って転動する転動体が介装されていることを特徴とする摩擦ダンパー。
IPC (3件):
F16F 15/02
, F16F 7/08
, E04H 9/02
FI (3件):
F16F15/02 E
, F16F7/08
, E04H9/02 311
Fターム (16件):
2E139AA01
, 2E139AC19
, 2E139AC33
, 2E139BA19
, 2E139BA20
, 2E139BA24
, 2E139BD14
, 3J048AA06
, 3J048AC01
, 3J048AD05
, 3J048BE12
, 3J048CB21
, 3J048EA38
, 3J066AA26
, 3J066CA07
, 3J066CB07
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