特許
J-GLOBAL ID:201203004387021112

電子機器ハウジング用の薄肉成形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古谷 聡 ,  溝部 孝彦 ,  義経 和昌
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-104880
公開番号(公開出願番号):特開2012-107188
出願日: 2011年05月10日
公開日(公表日): 2012年06月07日
要約:
【課題】耐衝撃性に優れ、吸水による寸法変化の少ない、携帯電話機等の電子機器のハウジングや内部シャーシ用として適した薄肉成形体とその製造方法を提供する。【解決手段】ガラス長繊維束にPA11、12,610、612から選ばれるPAを溶融させた状態で含浸させ一体化した後に5〜15mmの長さに切断した繊維束を含み、(a)引張呼びひずみが2%以上であり、かつ絶乾状態での曲げ弾性率が10GPa以上であることと、(b)ノッチ有りシャルピー衝撃強度が30kJ以上であることを同時に満たす、ガラス繊維の含有量が40〜70質量%の樹脂組成物から得られる、厚みが0.8〜2.0mmで含有されているガラス繊維の重量平均繊維長が0.5〜1.5mmである薄肉成形体。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ガラス長繊維を長さ方向に揃えた状態で束ね、前記ガラス長繊維の束に脂肪族ポリアミドを溶融させた状態で含浸させ一体化した後に、5〜15mmの長さに切断した樹脂含浸繊維束を含む樹脂組成物から得られる、厚みが0.8〜2.0mmで、含有されているガラス繊維の重量平均繊維長が0.5〜1.5mmである薄肉成形体であり、 前記樹脂含浸繊維束が、脂肪族ポリアミドとしてPA11、PA12、PA610、PA612から選ばれるものを含有し、ガラス繊維の含有量が40〜70質量%のものであり、 前記樹脂組成物が、それから得られる成形体が下記の(a)及び(b)の要件を満たすものである薄肉成形体。 (a)ISO多目的試験片(A形、厚さ2mm)を用いて500mm/minで引張試験をした場合の引張呼びひずみが2.0%以上であり、かつ絶乾状態での曲げ弾性率が10GPa以上であること。 (b)シャルピー衝撃強度(ISO179/1eA(エッジワイズ)に準拠した(試験片厚さ2mm、ノッチ有り))が30kJ以上であること。
IPC (5件):
C08J 5/04 ,  C08L 77/00 ,  C08K 7/14 ,  B29C 45/27 ,  B29C 45/26
FI (5件):
C08J5/04 ,  C08L77/00 ,  C08K7/14 ,  B29C45/27 ,  B29C45/26
Fターム (55件):
4F072AA02 ,  4F072AA08 ,  4F072AA09 ,  4F072AB14 ,  4F072AB22 ,  4F072AB34 ,  4F072AC02 ,  4F072AD44 ,  4F072AE11 ,  4F072AF13 ,  4F072AF17 ,  4F072AF26 ,  4F072AG05 ,  4F072AG13 ,  4F072AH04 ,  4F072AH12 ,  4F072AH13 ,  4F072AH17 ,  4F072AH19 ,  4F072AH33 ,  4F072AJ02 ,  4F072AJ03 ,  4F072AK04 ,  4F072AK15 ,  4F072AK17 ,  4F072AL11 ,  4F202AA29 ,  4F202AB11 ,  4F202AB25 ,  4F202AH42 ,  4F202CA11 ,  4F202CK06 ,  4J002AE032 ,  4J002AE052 ,  4J002BB032 ,  4J002BB042 ,  4J002BB122 ,  4J002CL011 ,  4J002CL031 ,  4J002CL051 ,  4J002CP032 ,  4J002DL006 ,  4J002EF057 ,  4J002EG037 ,  4J002EG047 ,  4J002EH037 ,  4J002EH047 ,  4J002EH057 ,  4J002EP017 ,  4J002FA046 ,  4J002FD016 ,  4J002FD172 ,  4J002FD177 ,  4J002GC00 ,  4J002GQ00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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