特許
J-GLOBAL ID:201203005361611589

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  大内 秀治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-002565
公開番号(公開出願番号):特開2012-144101
出願日: 2011年01月07日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
【課題】トルクセンサが故障して操舵トルクを検出することができなくなった場合においても、モータによる操舵アシスト力を切り込み方向及び切り戻し方向の両方向に付与し、特に、保舵時において適切なアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】トルクセンサの異常が検出されたとき、モータのレゾルバにより検出されている回転子回転角とアシスト特性102に基づき前記モータを駆動し、前記回転子回転角に基づき算出される回転子回転角速度の絶対値が所定値以下になったときに、前記モータを駆動する電流Iaを低減する処理を開始し、回転子回転角速度の絶対値が所定値以下の状況が所定時間継続する場合には、電流Iaを低減する処理を中断し、中断時点のアシスト電流Iakを流すようにしたので、保舵時において適切なアシスト力を付与することができる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
運転者が車両を操縦するために操作する操作子と、 前記車両の操舵系に発生するトルクを検出するトルク検出部と、 前記車両の車速を検出する車速検出部と、 前記操舵系の回転軸にアシストトルクを付与するモータと、 前記操舵系の回転角を検出する回転角検出部と、 前記トルク検出部により検出された前記トルクに基づいて前記モータを駆動する電流を制御するモータ制御部と、 を備える電動パワーステアリング装置であって、 前記トルク検出部に異常が発生したかどうかを検出する異常検出部と、 前記回転角検出部が検出した前記回転角と前記モータを駆動する前記電流との関係を特性として記憶した記憶部と、を備え 前記モータ制御部は、 前記異常検出部により前記トルク検出部の異常が検出されたとき、前記回転角検出部により検出されている前記回転角と前記特性とに基づいて前記モータを駆動し、駆動する際、前記回転角に基づき算出される回転角速度の絶対値が所定値以下になったときに、前記モータを駆動する電流を低減する処理を開始し、前記回転角速度の絶対値が所定値以下の状況が所定時間継続する場合には、前記電流を低減する処理を中断する ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (24件):
3D232CC33 ,  3D232DA03 ,  3D232DA09 ,  3D232DA15 ,  3D232DA20 ,  3D232DA63 ,  3D232DC01 ,  3D232DC08 ,  3D232DD01 ,  3D232DD06 ,  3D232DD09 ,  3D232DE09 ,  3D232EB11 ,  3D232EC23 ,  3D232GG01 ,  3D233CA02 ,  3D233CA03 ,  3D233CA04 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16 ,  3D233CA17 ,  3D233CA20 ,  3D233CA21 ,  3D233CA31
引用特許:
審査官引用 (7件)
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