特許
J-GLOBAL ID:201203005410925152

アルミニウム材のフラックスレスろう付け方法およびフラックスレスろう付け用アルミニウムクラッド材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 幸喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-194096
公開番号(公開出願番号):特開2012-050993
出願日: 2010年08月31日
公開日(公表日): 2012年03月15日
要約:
【課題】フラックスや真空設備を必要とすることなく大気圧下でのフラックスレスろう付けを可能にする。【解決手段】Mg0.1〜5.0%、Si3〜13%、Be0.0001〜0.1%を含有し、表層面方向で円相当径で1.0μm以上のSi粒子、Al-Si系金属間化合物が合計で、1,000〜100,000個/mm2で分布するAl-Si系ろう材が最表面に位置するアルミニウムクラッド材を用いて、減圧を伴わない非酸化性雰囲気で559〜620°CにおいてAl-Si系ろう材によりろう付け対象部材との接触密着部を接合するので、フラックスや真空設備を必要とせずに大気圧下でのフラックスレスろう付けが可能になり、ろう材以外の被ろう付け構成部材へMgを添加した場合にもろう付け阻害要因とはならない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%でMg:0.1〜5.0%、Si:3〜13%、Be:0.0001〜0.1%を含有し、表層面方向の観察において、円相当径で1.0μm以上のSi粒子およびAl-Si系金属間化合物が合計で、1,000〜100,000個/mm2で分布するAl-Si系ろう材が芯材にクラッドされて最表面に位置するアルミニウムクラッド材を用いて、減圧を伴わない非酸化性雰囲気で、前記Al-Si系ろう材と被ろう付部材とを接触密着させ、加熱温度559〜620°Cにおいて、前記Al-Si系ろう材によりフラックスレスで接触密着部の密着面において前記芯材と前記被ろう付部材とを接合することを特徴とするアルミニウム材のフラックスレスろう付方法。
IPC (7件):
B23K 1/19 ,  B23K 1/00 ,  B23K 31/02 ,  B23K 35/28 ,  B23K 35/14 ,  B23K 35/22 ,  C22C 21/00
FI (9件):
B23K1/19 F ,  B23K1/00 S ,  B23K31/02 310B ,  B23K35/28 310B ,  B23K35/14 F ,  B23K35/22 310E ,  C22C21/00 D ,  C22C21/00 E ,  C22C21/00 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る