特許
J-GLOBAL ID:201203006093195450

狭開先多層盛レーザ溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松永 孝義 ,  飯塚 向日子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-157933
公開番号(公開出願番号):特開2012-020291
出願日: 2010年07月12日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】 複雑で大型化した高価な光学系の装置を用いることなく、狭開先であっても開先壁、開先底の溶融能力が高い高効率、高品質な狭開先多層盛レーザ溶接方法を提供すること。【解決手段】被溶接母材を狭い開先幅に設定し、レーザ光1とホットワイヤ2を組合せ、レーザ光1を先行、ワイヤ2を後方挿入する多層盛レーザ溶接方法において、被溶接母材3の表面にレーザ光1の焦点を外してレーザ光1を開先幅一杯に照射し、照射及びホットワイヤの溶融により形成した溶融池5表面でのレーザ光1の反射光1’の方向を溶融池前方として狭開先の両開先壁7から開先底8または二層目以降は狭開先の両開先壁7から一つ前の積層10’を溶融する狭開先多層盛レーザ溶接方法である。【選択図】図4
請求項(抜粋):
溶加材として溶接ワイヤ(2)を用いて狭開先に加工した被溶接母材(3)を多層盛で溶接する狭開先多層盛レーザ溶接方法において、 レーザ光(1)を該レーザ光(1)の焦点を外して前記狭開先に加工した被溶接母材(3)に照射して該被溶接母材(3)を溶融すると共に、前記溶接ワイヤ(2)を該溶接ワイヤ(2)と前記被溶接母材(3)間に通電して該ワイヤ(2)の抵抗発熱により加熱するホットワイヤとし、前記レーザ光(1)の後方に前記レーザ光(1)の照射角度と近似した角度で前記被溶接母材(3)の溶融により形成した溶融池(5)に挿入し、 前記被溶接母材(3)の溶融および前記溶接ワイヤ(2)の挿入により形成した溶融池(5)に対して前記レーザ光(1)を開先幅一杯に照射し、レーザ光(1)の反射光(1’)を前記溶融池(5)の溶接方向前方の前記狭両開先壁(7)から開先底(8)、または両側壁(7)から既に溶接した積層(10’)上に照射して溶融して溶融池(5)を連続的に形成することを特徴とする狭開先多層盛レーザ溶接方法。
IPC (2件):
B23K 26/20 ,  B23K 26/04
FI (2件):
B23K26/20 310F ,  B23K26/04 C
Fターム (4件):
4E068BA06 ,  4E068BC03 ,  4E068BE00 ,  4E068CA11
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • レーザ溶接用照射器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-352659   出願人:川崎重工業株式会社
  • 特開昭61-235088
  • 特開昭61-232081
審査官引用 (3件)
  • レーザ溶接用照射器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-352659   出願人:川崎重工業株式会社
  • 特開昭61-235088
  • 特開昭61-232081

前のページに戻る