特許
J-GLOBAL ID:201203006376011398

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-151572
公開番号(公開出願番号):特開2012-011060
出願日: 2010年07月02日
公開日(公表日): 2012年01月19日
要約:
【課題】 静磁場の均一度を補正するシミング装置のシム鉄片の温度上昇を抑制する手段を過大にすることなく、かつ結露による漏電を防いで、安全性を確保して、撮影中の静磁場均一度を安定させて、高画質のMRI画像を得る。【解決手段】 楕円形状の傾斜磁場コイルのメインコイルと円形状のシールドコイルとの間に、円形状に配置されたシムトレイに接して該シムトレイの中のシム鉄片を冷却する冷媒を流す通路を有するシム冷却管を備える。シム冷却管は、シムトレイに接しており、シム鉄片は、シムスロットに固定される。メインコイルの発熱量により、楕円形状メインコイルの楕円の長軸であるX軸のシム鉄片の温度は最も高く、楕円の短軸であるY軸で最も低くなるので、X軸ではシム冷却管とシムトレイとの接触面積を最も大きくし、Y軸方向に向うに従って前記接触面積を小さくし、Y軸ではシム冷却管を無くする。また、前記冷媒の温度を結露しない温度に制御する。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
被検体を挿入・配置する診断用開口部に均一な静磁場領域を発生する静磁場発生装置と、この静磁場発生装置の内側に取り付けられ、メインコイルとシールドコイルとを有する傾斜磁場コイルと、前記メインコイルとシールドコイルとの間に配置され、シミング用磁性体、該シミング用磁性体を収納するシムトレイ、及び該シムトレイを配置するシムスロットと、を円形状に所定の間隔毎に複数配置して成る前記静磁場の均一度を補正するシミング手段と、前記シミング用磁性体の温度上昇を抑制する磁性体シム温度上昇抑制手段と、を備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記診断用開口部の断面が楕円形状であって、少なくとも前記メインコイルの断面を楕円形状とし、前記磁性体シム温度上昇抑制手段は、前記メインコイルに近い領域の温度上昇抑制力が他の領域の温度上昇抑制力よりも大きくなるように、前記楕円形状メインコイルの楕円の周方向で温度上昇抑制力が異なる手段であることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/387
FI (3件):
A61B5/05 332 ,  A61B5/05 340 ,  G01N24/06 520Y
Fターム (6件):
4C096AA01 ,  4C096AB18 ,  4C096AB32 ,  4C096AD08 ,  4C096CA25 ,  4C096CB01

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