特許
J-GLOBAL ID:201203006553402491

土壌改良材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-127168
公開番号(公開出願番号):特開2012-017462
出願日: 2011年06月07日
公開日(公表日): 2012年01月26日
要約:
【課題】蒸留残液からなり優れた土壌改良効果が得られる土壌改良材の製造方法を提供する。【解決手段】稲藁にアンモニア水を混合し、加熱することにより稲藁に含まれるリグニンを解離する。アンモニアを分離し、pHを3〜7に調整する。糖化酵素を添加して、糖化率が80%以上となるように糖化処理する。中和した後、糖化残渣を分離して、糖化溶液を得る。アルコール発酵微生物を添加し、糖のアルコールへの変換率が90%以上となるように発酵処理する。得られた発酵液を蒸留し、アルコールを分離し、アルコール含有量を0.5質量%以下とした蒸留残液を得る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基質としてのリグノセルロース系バイオマスにアンモニア水を混合してなる基質混合物を所定温度に所定時間保持することによりアンモニア含有糖化前処理物を得る工程と、 前記アンモニア含有糖化前処理物からアンモニアを分離して、アンモニア分離糖化前処理物を得る工程と、 前記アンモニア分離糖化前処理物のpHを3〜7の範囲に調整する工程と、 前記範囲のpHに調整されたアンモニア分離糖化前処理物に糖化酵素を添加して、得られた基質・糖化酵素混合物を糖化率が80%以上となるように糖化処理することにより、糖化処理物を得る工程と、 前記糖化処理物をpH調整した後に固液分離して液体成分としての糖化溶液を得る工程、又は、前記糖化処理物を固液分離して糖化溶液を得た後に該糖化溶液のpHを調整する工程と、 前記糖化溶液にアルコール発酵微生物を添加して、前記糖化溶液中の糖のアルコールへの変換率が90%以上となるようにアルコール発酵処理する工程と、 前記アルコール発酵処理後の発酵液を、蒸留することによりアルコールを分離し、アルコール含有量を0.5質量%以下とした蒸留残液を得る工程とを備えることを特徴とする土壌改良材の製造方法。
IPC (2件):
C09K 17/32 ,  C05F 5/00
FI (2件):
C09K17/32 H ,  C05F5/00
Fターム (15件):
4B064AC03 ,  4B064CA06 ,  4B064CA21 ,  4B064CE01 ,  4H026AA08 ,  4H026AA15 ,  4H026AB04 ,  4H061AA02 ,  4H061BB01 ,  4H061BB21 ,  4H061BB51 ,  4H061CC45 ,  4H061FF02 ,  4H061GG08 ,  4H061GG48

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