特許
J-GLOBAL ID:201203006594985116
二次電池およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-197854
公開番号(公開出願番号):特開2012-054203
出願日: 2010年09月03日
公開日(公表日): 2012年03月15日
要約:
【課題】 段差を有する部位における、液体金属の濡れ広がりに起因した溶接欠陥の発生を防止することができる。【解決手段】 蓋13の外側の溶接時には、第2かしめ部11dおよびこれに隣接した外部端子16の表面における第2溶接部に、溶融池24が形成される。そして酸素雰囲気によって、溶融池の表面には、酸化被膜25が形成される。溶融金属が濡れ広がるためには、内側から酸化被膜を破壊する必要があるが、酸化被膜は破壊エネルギーが高く、酸化被膜は容易には破壊されない。また、溶融池に隣接して形成される酸化被膜27は、溶融池の周囲を支持するので、溶融池の広がりが抑制される。従って、溶融池の濡れ広がりが抑制され、表面積が狭まり、溶融池の表面が凸形状のままで凝固する。凸形状で凝固した溶融池は、表面の中心における引張応力が低減され、割れ防止に有効である。【選択図】 図15
請求項(抜粋):
正極電極と負極電極とをセパレータを介して捲回した捲回群と、
前記捲回群が収納された缶と、
前記缶を封止する蓋と、
前記捲回群と外部負荷との間で充放電電力を入出力する入出力導電部材とを備え、
前記入出力導電部材は、少なくとも、
一端が前記正極電極および前記負極電極にそれぞれ接続された正負極集電板と、
一端が前記正負極集電板の他端に接続され、他端が前記蓋の外側まで延在する正負極外部導電部材とを有し、
前記正負極外導電部材の一端は、前記正負極集電板の他端にそれぞれかしめ溶着され、
前記かしめ溶着された溶着部表面のそれぞれには酸化被膜が形成されていることを特徴とする二次電池。
IPC (3件):
H01M 2/26
, H01M 2/30
, H01M 10/058
FI (3件):
H01M2/26 A
, H01M2/30 B
, H01M10/00 118
Fターム (43件):
5H029AJ14
, 5H029BJ02
, 5H029BJ14
, 5H029CJ03
, 5H029CJ05
, 5H029CJ07
, 5H029CJ21
, 5H029DJ02
, 5H029DJ05
, 5H029DJ07
, 5H029DJ12
, 5H029EJ05
, 5H043AA01
, 5H043AA13
, 5H043AA19
, 5H043BA11
, 5H043CA04
, 5H043CA12
, 5H043DA04
, 5H043DA10
, 5H043DA15
, 5H043DA20
, 5H043EA22
, 5H043EA34
, 5H043EA35
, 5H043EA40
, 5H043HA02D
, 5H043HA07D
, 5H043HA07E
, 5H043HA09D
, 5H043HA09E
, 5H043HA11D
, 5H043HA11E
, 5H043HA17D
, 5H043HA17E
, 5H043HA22D
, 5H043HA22E
, 5H043JA02E
, 5H043JA06D
, 5H043JA21D
, 5H043JA21E
, 5H043JA27D
, 5H043JA27E
引用特許:
前のページに戻る