特許
J-GLOBAL ID:201203006894877978
インクジェットヘッド及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
宮崎 昭夫
, 石橋 政幸
, 緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-227490
公開番号(公開出願番号):特開2012-081601
出願日: 2010年10月07日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】従来より微小な液滴を高精度に着弾させることが可能な形状精度の高い吐出口を有するインクジェットヘッドを提供する。【解決手段】ノズル層と撥液層とが形成されたインクの吐出口を備えるインクジェットヘッドであって、撥液層がカチオンの拡散が小さいアニオン部を有する熱カチオン開始剤を含む撥液層原料を硬化した層であることにより、形状精度の高い吐出口を実現することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
インクを吐出するための吐出口が形成されるノズル層と、該ノズル層の上に形成された撥液層と、を有するインクジェットヘッドであって、
前記撥液層が、下記式(1)
Rf-Si(R1)bX(3-b) (1)
(Rfは炭素原子に結合する1個から30個のフッ素原子を有する非加水分解性置換基、R1は非加水分解性置換基、Xは加水分解性置換基、bは0から2の整数を示す)で表されるフッ素含有基を有する加水分解性シラン化合物と、下記式(2)
Rc-Si(R1)bX(3-b) (2)
(Rcはカチオン重合性基を有する非加水分解性置換基を示し、R1、X及びbは前記式(1)と同義である)で表されるカチオン重合性基を有する加水分解性シラン化合物と、を縮合することで得られるシロキサン化合物と、下記式(3)
(R2-Y-)m-Z--(-F)n (3)
(Zは炭素原子、窒素原子、リン原子及びホウ素原子からなる群から選ばれる1つの原子、Yは-S(=O)2-、-CF2-O-、-CF2-C(=O)-、-CF2-C(=O)-O-、-CF2-O-C(=O)-及び単結合からなる群から選ばれる1つの基、R2はフッ素置換されていてもよい炭化水素基を示す。mとnは、Zが炭素原子の場合、m+n=3、且つn=0から2の整数、Zが窒素原子の場合、m+n=2、且つn=0又は1、Zがリン原子の場合、m+n=6、且つn=0から6の整数、Zがホウ素原子の場合、m+n=4、且つn=0から3の整数を示す)で表されるアニオン部を有する熱カチオン開始剤と、を含む撥液層原料を硬化した層であるインクジェットヘッド。
IPC (4件):
B41J 2/045
, B41J 2/055
, B41J 2/16
, B05C 5/00
FI (3件):
B41J3/04 103A
, B41J3/04 103H
, B05C5/00 101
Fターム (12件):
2C057AF93
, 2C057AG07
, 2C057AP12
, 2C057AP13
, 2C057AP60
, 4F041AA02
, 4F041AB01
, 4F041BA02
, 4F041BA10
, 4F041BA12
, 4F041BA13
, 4F041BA17
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