特許
J-GLOBAL ID:201203007348983500
空気の断熱圧縮によりエネルギーを貯蔵するための設備に用いられる蓄熱器の温度制御方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 耕一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-515543
公開番号(公開出願番号):特表2012-530213
出願日: 2010年06月14日
公開日(公表日): 2012年11月29日
要約:
本発明は、空気の断熱圧縮によってエネルギーを貯蔵する設備(10)に用いられる蓄熱器(ST1、ST2)の温度制御方法に関する。蓄熱器は作動サイクルを受け、その作動サイクルは圧縮段階とそれに続く膨張段階とを備えている。2つの作動サイクルの間に、本方法では、圧縮段階において蓄熱器を離れる空気に必要とされる温度範囲に適合する温度となるように蓄熱器の耐火材料層(26)の底部区画(26a)を冷却する冷却段階を備えている。本発明はまた、そのような蓄熱器を提供する。
請求項(抜粋):
空気の断熱圧縮によりエネルギーを貯蔵するための設備(10)に用いられる蓄熱器(ST1、ST2)の温度制御方法であって、
前記蓄熱器は顕熱を貯蔵するための耐火材料層(26)を備え、
前記耐火材料層は上端分配器(22)と下端分配器(24)との間に垂直に配置され、
前記蓄熱器は連続的な作動サイクルを受け、
前記作動サイクルは、それぞれ、熱い空気の流れが、熱エネルギーを生成した後に前記下端分配器を経て離れるように前記上端分配器を経て前記蓄熱器に入り込み前記耐火材料層を通り抜ける圧縮段階と、そのあとに続き、冷たい空気の流れが、前記熱エネルギーを回収した後に前記上端分配器を経て離れるように前記下端分配器を経て前記蓄熱器に入り込み前記耐火材料層を通り抜ける膨張段階と、を備え、
連続する2つの前記作動サイクルの間に、前記圧縮段階の間に蓄熱器から離れる空気に要求される温度範囲に適合する温度とするために、前記下端分配器(24)の近傍に位置する前記耐火材料層(26)の底部区画(26a)を冷却する段階を備えることを特徴とする、蓄熱器の温度制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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