特許
J-GLOBAL ID:201203007487522622

骨固定デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣澤 邦則
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-533824
公開番号(公開出願番号):特表2012-507316
出願日: 2009年11月05日
公開日(公表日): 2012年03月29日
要約:
骨固定デバイスは、骨パーツから突出する、骨パーツ中に取り付けられたねじの露出された頭部上にハウジングを有する。固定ロッドのためのクランプが、プレートがハウジングに対する横軸を中心として回転することが可能となる態様で、ハウジングの両側部のそれぞれから延在するプレート上に取り付けられる。各クランプは、それ自体において、その各横軸に対して垂直な軸を中心としてそのプレート上において回転可能であり、それにより、ハウジングに対する全方向移動が可能となる。機構が、クランプを閉じ、各プレートの横軸を中心とした回転に対して各プレートをロックし、各クランプの垂直軸を中心とした回転に対して各クランプを阻止するために用意される。このようにして、ロッドは、クランプ内において、およびデバイスに対して固定され得る。ある特定の実施形態においては、プレートは、それらの横軸を中心とした枢動のために、ハウジングの両側部上の部分円筒状表面上に支持される。各クランプは、その各プレートを貫通して部分円筒状表面の下方の溝内のロッキング要素まで延在するボス上に取り付けられる。各クランプは、固定ロッドおよびこのロッドの上方のクランピング要素を受けるための溝を形成する顎部を有する。この溝は、溝内に受けられるロッドが溝の両端部にてプレートに係合するように、ボス内に垂下する。これにより、クランピング要素の作動により、プレートに対してロックおよびクランプがロックされ、ハウジングブラケットに対してプレートがロックされて、ねじの頭部に対するロッドの移動が防がれる。本発明の代替の一実施形態においては、ねじの頭部上のハウジングが、固定ロッドを受けるための隣接し合う溝を画成する顎部と、この溝内にロッドをクランプ固定するためのスプリットボール要素とを有する。各溝は、底部に部分球状表面を有する中央セクションと、底部に中央セクション底部から分岐された表面を有する対向し合う端部セクションとを有する。スプリットボール要素は、中を貫通する直径ボアを有し、クランピング要素が、各ボール要素を圧縮して、ボール要素内のロッドをクランプ固定し、溝中央セクションの部分球状表面に対して要素をクランプ固定するために設けられている。
請求項(抜粋):
骨固定デバイスであって、露出された頭部が骨パーツから突出した状態で前記骨中に設置するためのねじと;プレート上に取り付けられた固定ロッドのためのクランプを有する前記ねじの前記頭部上のハウジングであり、前記プレートがこのハウジングの両側部のそれぞれから延在し、各プレートがこのハウジングに対する横軸を中心として回転可能であり、各クランプがその各横軸に対して垂直な軸を中心としてそのプレート上において回転可能であり、そのことによりこのハウジングに対する全方向移動が可能となる、ハウジングと;及び前記クランプを閉じ、各プレートの横軸を中心とした回転に対して各プレートをロックし、各クランプの垂直軸を中心とした回転に対して各クランプをロックし、それによりこのデバイスに対して前記クランプ内にロッドを固定するための機構とを備える、骨固定デバイス。
IPC (1件):
A61B 17/58
FI (1件):
A61B17/58 310
Fターム (6件):
4C160LL24 ,  4C160LL57 ,  4C160LL64 ,  4C160LL65 ,  4C160LL66 ,  4C160LL69
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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