特許
J-GLOBAL ID:201203007491998186

電気音響変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大菅 義之 ,  ▲徳▼永 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-163216
公開番号(公開出願番号):特開2012-028870
出願日: 2010年07月20日
公開日(公表日): 2012年02月09日
要約:
【課題】電力消費の低減に配慮しつつ、音質の良好な音の発生を可能にする。【解決手段】エキサイタ10は、永久磁石1による磁界内のVCM2に音声信号3を流すことで生じる音の振動を紙12に伝えて放音させる。マイク13は、この音を収音して収音信号を出力する。信号処理部14は、音声信号3と収音信号との各々の周波数成分を算出し、この周波数成分に基づき、音声信号3と収音信号との間の周波数領域での伝達特性を獲得し、その伝達特性の逆特性を音声信号3に与えるデジタルフィルタ演算を行う。この信号処理部14は、エキサイタ10の紙12への接触の有無を、VCM2の共振周波数の変化に基づいて検知する処理を行い、当該接触を検知するとデジタルフィルタ演算を開始する。エキサイタ10は、信号処理部14がデジタルフィルタ演算を行うときには、この演算によって所定の特性が与えられた音声信号3に応じた振動を振動板に与える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ボイス・コイル・モータを有し、該ボイス・コイル・モータに第一の音声信号を流すことで生じる音の第一の振動を、接触している振動板に与えると共に、所定の特性が与えられた第二の音声信号に応じた第二の振動を該振動板に与えるエキサイタと、 該音を収音して収音信号を出力する収音部と、 該第一の音声信号及び該第二の音声信号の入力を受け付ける受付部と、 該受け付けた該第一の音声信号と、該出力された該収音信号との各々の周波数成分を算出する周波数成分算出部と、 該第一の音声信号と該収音信号との各々の周波数成分に基づき、該第一の音声信号と該収音信号との間の周波数領域での伝達特性を獲得する伝達特性獲得部と、 該エキサイタの該振動板への接触の有無を、該ボイス・コイル・モータの共振周波数の変化に基づいて検知する接触検知部と、 該接触検知部が該エキサイタの該振動板への接触を検知した場合に、該第二の音声信号に、該伝達特性獲得部が獲得した伝達特性に基づいた、該所定の特性を与えるデジタルフィルタ演算を行うと共に、該デジタルフィルタ演算に基づいて、該第二の音声信号に該所定の特性を与えるフィルタ演算部と を有することを特徴とする電気音響変換装置。
IPC (2件):
H04R 3/04 ,  H04R 1/00
FI (2件):
H04R3/04 101 ,  H04R1/00 310F
Fターム (1件):
5D020CD04

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