特許
J-GLOBAL ID:201203007876751297

樹脂成形品の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-253668
公開番号(公開出願番号):特開2012-101507
出願日: 2010年11月12日
公開日(公表日): 2012年05月31日
要約:
【課題】結晶化度の高い高分子樹脂成形品を、形状の自由度が高く且つ比較的簡素な工程で製造可能な成形方法を提供する。【解決手段】成形型を構成する固定型12と可動型13とで囲まれたキャビティ15’に結晶性高分子樹脂の融液A’が充填され、該融液に、物理発泡剤と、発生ガスの積算量が経時的に増加する第2の発泡剤とが混入され、該融液の温度が融点以下、結晶化温度以上である状態で、前記可動型を前記固定型から離間する方向にコアバックさせて前記キャビティの容積を増大させ該キャビティ内の前記高分子樹脂を前記物理発泡剤と前記第2の発泡剤とにより発泡させながら成形すると共に、その成形時に、前記融液に臨界伸長ひずみ速度以上の速度で伸長ひずみを生じさせて、該融液を配向融液の状態にし、その状態を維持して結晶化させることで、樹脂成形品を製造する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
成形型を構成する固定型と可動型とで囲まれたキャビティに、物理発泡剤を含有する結晶性高分子樹脂の融液を射出して充填させる射出工程と、 前記キャビティに前記融液が充填された状態で、該キャビティ内の前記高分子樹脂を発泡させながら成形するように、前記可動型を前記固定型から離間する方向にコアバックさせて前記キャビティの容積を増大させるコアバック工程と、 該コアバック工程の前に、前記融液中において発生ガスの積算量が経時的に増加する第2の発泡剤を前記融液に混入させる混入工程とを備え、 前記コアバック工程では、前記融液の温度が融点以下、結晶化温度以上である状態で、前記物理発泡剤と第2の発泡剤とにより前記高分子樹脂を発泡させながら、前記融液に臨界伸長ひずみ速度以上の速度で伸長ひずみを生じさせて、該融液を配向融液の状態にし、その状態を維持して結晶化させるようにコアバックすることを特徴とする樹脂成形品の成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/56 ,  B29C 45/26
FI (3件):
B29C45/00 ,  B29C45/56 ,  B29C45/26
Fターム (15件):
4F202AA11 ,  4F202AB02 ,  4F202AG20 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK19 ,  4F202CK52 ,  4F206AA11 ,  4F206AB02 ,  4F206AG20 ,  4F206JA04 ,  4F206JF04 ,  4F206JF21 ,  4F206JF46 ,  4F206JQ81

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