特許

J-GLOBAL ID：201203008552002166

ゴルフクラブフェース用チタン合金

発明者： 川上 哲 ,  高橋 一浩 ,  藤井 秀樹
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (2件)： 内藤 俊太 ,  田中 久喬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-284291
公開番号（公開出願番号）：特開2012-132057
出願日： 2010年12月21日
公開日（公表日）： 2012年07月12日
要約：

【課題】ドライバー、アイアンなどのゴルククラブフェース用素材として、高いヤング率および強度・延性バランスを有するα+β型チタン合金を提供する。【解決手段】質量%で、4.7〜5.5%のAl、0.5〜1.4%のFe、0.03%以下のN、かつ、式(1)より計算される[O]eqが0.25〜0.34%となるO、Nを含有し、残部Tiおよび不純物からなる、高強度、高ヤング率を特徴とするゴルフクラブフェース用チタン合金である。α相を固溶強化するAl、O、Nを添加するとともに、β安定化元素として安価なFeを選び、それら元素の添加量を適正に制限することにより、冷間加工強化あるいは時効強化熱処理に頼ることなく、高い強度と、反発係数規制を満足する高いヤング率を両立できると同時に、破断伸びも大きく良好であり、高い強度・延性バランスを示す。 [O]eq=[O]+2.77[N]・・・式(1)【選択図】なし

請求項（抜粋）：

質量%で、4.7〜5.5%のAl、0.5〜1.4%のFe、0.03%以下のN、かつ、式(1)より計算される[O]eqが0.25〜0.34%を満たすO、Nを含み、残部Tiおよび不可避的不純物からなる、高強度、高ヤング率を特徴とするゴルフクラブフェース用チタン合金。 [O]eq=[O]+2.77[N]・・・式(1) ここで、[O]は酸素濃度(質量%)、[N]は窒素濃度(質量%)である。

IPC (2件)：

C22C 14/00 ,  A63B 53/04

FI (2件)：

C22C14/00 Z ,  A63B53/04 C

Fターム (3件)：

2C002AA02 ,  2C002MM04 ,  2C002PP02

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 溶接部を有するゴルフクラブヘッド用チタン合金およびチタン製ゴルフクラブヘッドの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-027624   出願人：新日本製鐵株式会社