特許
J-GLOBAL ID:201203009723263512
けい酸カルシウム材の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
特許業務法人アルガ特許事務所
, 有賀 三幸
, 高野 登志雄
, 中嶋 俊夫
, 村田 正樹
, 山本 博人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-063717
公開番号(公開出願番号):特開2012-197206
出願日: 2011年03月23日
公開日(公表日): 2012年10月18日
要約:
【課題】原料として針状ワラストナイトを多量に使用したけい酸カルシウム材において、物性を低下させることなく、その廃材を原料の一部として再利用した、耐火性及び耐熱性に優れたけい酸カルシウム材の製造方法を提供する。【解決手段】1200°Cにおける加熱残存収縮率が4%以下であるけい酸カルシウム材の製造方法であって、以下の原料(A)から(E)を含有し、原料(D)に占めるCaO成分と原料(E)に占めるSiO2成分とのCaO/SiO2モル比が0.9〜1.2である原料を必須原料とし、前記原料に水を添加して湿式混合し、抄造法又はプレス脱水法により脱水成形して生板を得、得られた生板をオートクレーブ養生し硬化させることを特徴とするけい酸カルシウム材の製造方法。(A)針状ワラストナイトを30〜60質量%含有し、かつ1200°Cにおける加熱残存収縮率が5%以下であるけい酸カルシウム材の廃材の粉末であって、目開き150μmのフルイで90質量%以上通過するように粒度を調整した廃材粉末 5〜15質量%、(B)針状ワラストナイト 30〜60質量%、(C)セルロースパルプ、ガラス繊維、耐アルカリガラス繊維、炭素繊維、炭化珪素繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊維、レーヨン繊維、アラミド繊維及びポリエチレンパルプから選択される1種又は2種以上からなる補強繊維 1〜10質量%、(D)石灰質原料 14〜35質量%、及び(E)けい酸質原料 10〜29質量%。【選択図】なし
請求項(抜粋):
1200°Cにおける加熱残存収縮率が4%以下であるけい酸カルシウム材の製造方法であって、以下の原料(A)から(E)を含有し、原料(D)に占めるCaO成分と原料(E)に占めるSiO2成分とのCaO/SiO2モル比が0.9〜1.2である原料を必須原料とし、前記原料に水を添加して湿式混合し、抄造法又はプレス脱水法により脱水成形して生板を得、得られた生板をオートクレーブ養生し硬化させることを特徴とするけい酸カルシウム材の製造方法。
(A)針状ワラストナイトを30〜60質量%含有し、かつ1200°Cにおける加熱残存収縮率が5%以下であるけい酸カルシウム材の廃材の粉末であって、目開き150μmのフルイで90質量%以上通過するように粒度を調整した廃材粉末 5〜15質量%、
(B)針状ワラストナイト 30〜60質量%、
(C)セルロースパルプ、ガラス繊維、耐アルカリガラス繊維、炭素繊維、炭化珪素繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊維、レーヨン繊維、アラミド繊維及びポリエチレンパルプから選択される1種又は2種以上からなる補強繊維 1〜10質量%、
(D)石灰質原料 14〜35質量%、及び
(E)けい酸質原料 10〜29質量%。
IPC (10件):
C04B 28/18
, C04B 14/02
, C04B 14/38
, C04B 14/42
, C04B 16/02
, C04B 16/06
, C04B 18/24
, C04B 18/16
, B28B 1/52
, B28B 3/02
FI (12件):
C04B28/18
, C04B14/02 A
, C04B14/38 A
, C04B14/38 C
, C04B14/38 Z
, C04B14/42 Z
, C04B16/02 Z
, C04B16/06 A
, C04B18/24 Z
, C04B18/16
, B28B1/52
, B28B3/02 D
Fターム (18件):
4G052GA05
, 4G052GA11
, 4G052GA17
, 4G052GA23
, 4G052GB53
, 4G052GB82
, 4G054AA01
, 4G054AA15
, 4G054AB01
, 4G054BA22
, 4G112PA02
, 4G112PA15
, 4G112PA17
, 4G112PA20
, 4G112PA22
, 4G112PA24
, 4G112PA30
, 4G112PA33
引用特許:
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