特許
J-GLOBAL ID:201203009923711323

畜糞の焼却灰から無機リン化合物を取得する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  遠藤 真治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-247710
公開番号(公開出願番号):特開2012-096972
出願日: 2010年11月04日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】本発明は畜糞焼却灰からリンを無機リン化合物として回収する方法において、リンの溶出のために安価な硫酸を用い、なお且つ、無機リン化合物を効率よく取得するための手段を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、畜糞焼却灰に硫酸を加えpHを1.8以下としてリンを溶出させる工程、リン溶出液に塩化カルシウムを添加することにより硫酸イオンを硫酸カルシウムとして析出させ除去する工程、硫酸除去液に水酸化カルシウムを加えpHを4.0以上に調整してアパタイト等を主成分とする無機リン化合物としてリンを回収する工程を含む方法に関する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
畜糞の焼却灰から無機リン化合物を取得する方法であって、 畜糞の焼却灰と硫酸水溶液とをpHが1.8以下となるように混合し、リンを溶出させて、溶出したリンを含む第一固液混合物を調製するリン溶出工程と、 第一固液混合物を固液分離し、液体部分であるリン溶出液を取得するリン溶出液取得工程と、 リン溶出液と塩化カルシウムとを混合し、硫酸カルシウムを析出させて、析出した硫酸カルシウムを含む第二固液混合物を調製する硫酸カルシウム析出工程と、 第二固液混合物を固液分離し、硫酸カルシウムを含む固体部分を除去し、液体部分である硫酸除去液を取得する硫酸除去工程と、 硫酸除去液と水酸化カルシウムとをpHが4.0以上となるように混合し、無機リン化合物を析出させて、析出した無機リン化合物を含む第三固液混合物を調製する無機リン化合物析出工程と、 第三固液混合物を固液分離し、無機リン化合物を含む固体部分を取得する無機リン化合物取得工程と を含む方法。
IPC (4件):
C01B 25/455 ,  B09B 3/00 ,  C05B 7/00 ,  C01B 25/45
FI (4件):
C01B25/455 ,  B09B3/00 304G ,  C05B7/00 ,  C01B25/45 D
Fターム (16件):
4D004AA36 ,  4D004AB05 ,  4D004BA04 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA40 ,  4D004CC12 ,  4D004DA03 ,  4D004DA20 ,  4H061AA02 ,  4H061BB29 ,  4H061EE07 ,  4H061EE12 ,  4H061GG21 ,  4H061GG29 ,  4H061LL22

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