特許
J-GLOBAL ID:201203009967193893
複合多孔質膜、複合多孔質膜の製造方法並びにそれを用いた電池用セパレーター
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
風早 信昭
, 浅野 典子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-196758
公開番号(公開出願番号):特開2012-043762
出願日: 2010年09月02日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】 電池用セパレーターを始めとする複合多孔質膜が今後ますます薄膜化された場合でも、優れた耐熱性樹脂層の密着性と小さい透気抵抗度上昇幅が両立したものを提供する。【解決手段】 本発明は、ポリオレフィン系樹脂からなる多孔質膜Aにフッ素系樹脂を含む多孔質膜Bが積層された複合多孔質膜であって、多孔質膜Aが特定の範囲の厚さ、平均孔径、空孔率を満足し、複合多孔質膜全体が特定の範囲の厚さを満足するものにおいて、複合多孔質膜が、特定の範囲の多孔質膜Aと多孔質膜Bの界面での剥離強度、特定の範囲の複合多孔質膜全体の透気抵抗度と多孔質膜Aの透気抵抗度との差をさらに満足することを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリオレフィン系樹脂からなる多孔質膜Aにフッ素系樹脂を含む多孔質膜Bが積層された複合多孔質膜であって、多孔質膜Aが下記式(A)〜(C)を満足し、複合多孔質膜が下記式(D)を満足するものにおいて、複合多孔質膜が下記式(E)及び(F)をさらに満足することを特徴とする複合多孔質膜。
多孔質膜Aの厚さ<10μm ・・・・・式(A)
0.01μm≦多孔質膜Aの平均孔径≦1.0μm ・・・・・式(B)
30%≦多孔質膜Aの空孔率≦70% ・・・・・式(C)
複合多孔質膜全体の厚さ≦13μm ・・・・・式(D)
多孔質膜Aと多孔質膜Bの界面での剥離強度≧1.0N/25mm・・・・・式(E)
20≦Y-X≦100 ・・・・・式(F)
(Xは多孔質膜Aの透気抵抗度(秒/100ccAir)、Yは複合多孔質膜全体の透気抵抗度(秒/100ccAir)である)
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (11件):
5H021BB11
, 5H021BB12
, 5H021BB13
, 5H021CC04
, 5H021EE04
, 5H021EE08
, 5H021EE10
, 5H021HH00
, 5H021HH02
, 5H021HH03
, 5H021HH06
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