特許
J-GLOBAL ID:201203010486646922

航空機のステアリング装置の制御方法、並びに航空機のステアリング装置及びこれを備えた航空機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 村上 智司 ,  田中 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-235169
公開番号(公開出願番号):特開2012-086673
出願日: 2010年10月20日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
【課題】より適切な航空機の走行速度を用い、操舵輪の目標角度位置に対して適切な制限をかけることができるステアリング装置などを提供する。【解決手段】ステアリング装置1は、ステアリングハンドル21及びラダーペダル22の操作量に応じた操舵輪51の暫定的な目標角度位置を算出する暫定目標角度位置算出部33と、検出された対地速度及び対気速度を基に航空機の速度を設定する速度設定部31と、算出された暫定的な目標角度位置が、設定された速度に対応する制限値以下のときには暫定的な目標角度位置を最終的な目標角度位置として出力する一方、制限値よりも大きいときには制限値を最終的な目標角度位置として出力する目標角度位置制限部44と、出力された最終的な目標角度位置と、検出された操舵輪51の実角度位置とが一致するように、操舵輪51を駆動する駆動機構10を制御する駆動制御部45とを備えた制御装置30を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地上走行時に航空機の操舵輪の角度位置を変えて進行方向を変更するステアリング装置の制御方法であって、 地面に対する前記航空機の速度を対地速度と、大気に対する前記航空機の速度を対気速度としてそれぞれ検出するとともに、前記操舵輪の実角度位置を検出する検出工程と、 前記検出工程で検出された対地速度及び対気速度を基に前記航空機の速度を設定する速度設定工程と、 操縦者が前記操舵輪を操作するための操縦手段の操作量と、前記速度設定工程で設定される速度とを基にこれらに応じた前記操舵輪の目標角度位置を算出する算出工程と、 前記検出工程で検出された操舵輪の実角度位置と、前記算出工程で算出された目標角度位置とを基に、両者が一致するように前記操舵輪を駆動する駆動工程とを含むことを特徴とする航空機のステアリング装置の制御方法。
IPC (1件):
B64C 25/50
FI (1件):
B64C25/50
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第6722610号
審査官引用 (1件)
  • 特許第6722610号

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