特許
J-GLOBAL ID:201203011519006459
定着装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
阿部 琢磨
, 黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-108497
公開番号(公開出願番号):特開2012-237945
出願日: 2011年05月13日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
【課題】 小サイズの記録材を連続して加熱定着すると、小サイズ紙通紙領域外が過昇温するという課題がある。【解決手段】 発熱源から定着フィルムへ放射される輻射熱を、補強ステー、又は、ガイド部材に設けた開口形状によって制限し、定着フィルムの加熱領域を紙サイズに適応したものに調整することで、非通紙昇温を抑制する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
筒状の定着フィルムと、前記定着フィルムの筒の内部に配置される複数の発熱源と、前記定着フィルムの内周面と接触する摺動部材と、前記定着フィルムの内周をガイドし、前記摺動部材を前記定着フィルムと挟むように配置されたガイド部材と、前記複数の発熱源を囲うように配置され前記ガイド部材を補強する補強部材と、前記定着フィルムを介して前記摺動部材に圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、を備え、前記複数の発熱源は、前記摺動部材までの距離が短い位置に配置される第1の発熱源と、前記第1の発熱源よりも前記摺動部材までの距離が長い位置に配置される第2の発熱源と、前記第1の発熱源と前記第2の発熱源の発熱量を独立に制御することが可能な制御部と、を有し、前記定着ニップで記録材を搬送しながら記録材上の未定着トナーを記録材に定着する定着装置において、
前記ガイド部材のうち前記第1の発熱源と前記摺動部材の間の部分に、前記ガイド部材の記録材搬送方向に直交する方向に沿って開口する第1の開口部が設けられ、前記補強部材のうち前記第2の発熱源と前記定着フィルムの間の部分に、前記補強部材の記録材搬送方向に直交する方向に沿って開口する第2の開口部が設けられ、前記第1の開口部及び前記第2の開口部のいずれか一方は、記録材搬送方向の開口幅が、記録材搬送方向に直交する方向で中央部よりも端部の方が小さい又は端部に開口部がない第1の開口形状を有する開口部であり、他方は、記録材搬送方向に直交する方向で中央部と端部の記録材搬送方向の開口幅の差分が前記第1の開口形状を有する開口部の前記差分よりも小さい第2の開口形状を有する開口部であり、前記制御部は、記録材搬送方向に直交する方向の幅が所定値以下の記録材の定着時に、前記第1の開口形状を有する開口部までの距離が短い発熱源の発熱量比率を前記第1の開口形状を有する開口部から距離が長い発熱源よりも大きくなるように制御し、記録材搬送方向に直交する方向の幅が前記所定値よりも大きい記録材の定着時に、前記第2の開口形状を有する開口部までの距離が短い発熱源の発熱量比率を前記第2の開口形状を有する開口部から距離が長い発熱源よりも大きくなるように制御することを特徴とする定着装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (14件):
2H033AA03
, 2H033AA24
, 2H033AA45
, 2H033BA11
, 2H033BA12
, 2H033BB05
, 2H033BB06
, 2H033BB13
, 2H033BB14
, 2H033BB18
, 2H033BB29
, 2H033BB30
, 2H033BB34
, 2H033CA45
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