特許
J-GLOBAL ID:201203012036645031

測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-163113
公開番号(公開出願番号):特開2012-024156
出願日: 2010年07月20日
公開日(公表日): 2012年02月09日
要約:
【課題】血管経路上の所定の病変の存在の可能性を簡易な方法で精度高く評価することができる測定装置を提供する。【解決手段】第1算出部32は、周波数変換部30aおよび30bから出力される位相特性Pa(f)およびPb(f)を受信し、両者間の高周波数成分についての位相差に基づき伝播時間差を算出し、心臓からそれぞれの測定部位までの血管経路の距離の差を除することで脈波伝播速度を算出する。一方、第2算出部38は、測定信号Pa(t),Pb(t)を時間軸上に描画したそれぞれの脈波波形の所定位置の出現時間差で上記距離の差を除することで脈波伝播速度を算出する。比較部40はこれらの脈波伝播速度を比較し、その比率が所定の範囲外である場合には血管経路上に所定の病変が存在する可能性があるとの評価結果を表示処理部42に出力する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
被験者の心臓から第1の血管経路を経て血流が到達する部分の体表面の第1の測定部位に装着され、第1の脈波信号を測定するための第1の測定手段と、 前記被験者の前記心臓から第2の血管経路を経て血流が到達する部分の体表面の第2の測定部位に装着され、第2の脈波信号を測定するための第2の測定手段と、 前記第1の脈波信号および前記第2の脈波信号から所定の周波数成分を抽出するための抽出手段と、 前記抽出された周波数成分に基づき、前記第2の血管経路上の所定の病変により予め影響を受けないことが判明している第1の周波数における第1の脈波伝播速度を算出するための第1の伝播速度評価手段と、 前記第1の脈波信号および前記第2の脈波信号に基づき、前記第1の伝播速度評価手段とは異なる方法で第2の脈波伝播速度を算出するための第2の伝播速度評価手段と、 前記第1の脈波伝播速度と前記第2の脈波伝播速度との一致度合いを出力するための出力手段とを備える、測定装置。
IPC (3件):
A61B 5/02 ,  A61B 10/00 ,  A61B 5/024
FI (3件):
A61B5/02 A ,  A61B10/00 K ,  A61B5/02 310Z
Fターム (5件):
4C017AA09 ,  4C017AC01 ,  4C017BC11 ,  4C017BD01 ,  4C017BD06

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