特許
J-GLOBAL ID:201203012170126989
座標入力システム
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-017350
公開番号(公開出願番号):特開2012-014681
出願日: 2011年01月31日
公開日(公表日): 2012年01月19日
要約:
【課題】 正方形や長方形だけでなく、菱形を含む平行四辺形の形状を有する座標入力領域を持つ座標入力パネルに対して、対角方式の利点を持った座標計算方法を備え、抵抗性周囲電極の互いに隣り合う辺の長さ当たりの抵抗値が異なる場合や、4頂点と、制御基板の電流検出手段もしくは電位出力手段との間に、抵抗性周囲電極の抵抗値に比べて無視できない程度の大きな抵抗値を持つ外部抵抗成分が存在する場合にも、それらの外部抵抗成分の影響を補正することのできる対角方式の座標計算方法を備える座標検出システムを提供すること。【解決手段】 平行四辺形の座標入力領域に対して、平行四辺形の内角を2分する傾きを持ち、平行四辺形の中心を通るような座標軸を持つ直交座標系において、電流の対角配分もしくは対角駆動に基づいて座標を計算し、対角間の抵抗値と外部抵抗成分の抵抗値との比率を用いてその座標を補正し、更に任意の直交座標系に座標変換することによって、座標を得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも面抵抗体が形成された単連結である平行四辺形の座標入力領域と、該平行四辺形の座標入力領域の外縁を構成する4辺上に前記面抵抗体と電気的に接触するように設けられた、単位長さ当たりの抵抗値が一定であり、少なくとも対向辺同士の単位長さ当たりの抵抗値が等しいような直線の抵抗性周囲電極と、前記平行四辺形の座標入力領域の4個の頂点に前記抵抗性周囲電極と電気的に接触するように設けられた検出電極と、該4個の検出電極に流れる電流を計測する電流計測手段と、前記4個の検出電極から電流検出手段までの間にそれぞれ存在する4つの外部抵抗成分と、前記4個の検出電極を対角にある2個を1組として2組に組分けしたとき、任意の1組の検出電極を前記電流計測手段に接続し、残りの1組の検出電極を非接続にするような検出電極接続手段と、前記座標入力領域内の位置を指又は信号発信機能を持つ座標指示器で指示したときに、前記4個の検出電極に流れる電流値から、前記指又は座標指示器で指示した前記座標入力領域内の位置を、前記平行四辺形の座標入力領域に対して任意の位置関係で設定された直交座標系において計算する座標計算手段とを持ち、該座標計算手段は、2組の対角のそれぞれについて、対角にある2個の前記検出電極を前記検出電極接続手段により前記電流計測手段に接続して計測した電流値を用いて、その検出電極がある前記平行四辺形の頂点の内角を2分する傾きを持ち、前記平行四辺形の中心を通る座標軸上の位置を、対角間の抵抗値と、対角にある2個の前記検出電極から電流検出手段までの間に存在する2つの前記外部抵抗成分の抵抗値の比率を用いて、前記外部抵抗成分の抵抗値の影響を補正することによって計算し、その位置を座標変換することにより、前記直交座標系における位置を計算することを特徴とする座標入力システム。
IPC (2件):
FI (3件):
G06F3/041 350C
, G06F3/041 330H
, G06F3/045 D
Fターム (6件):
5B068AA21
, 5B068BB05
, 5B068BC02
, 5B068BC07
, 5B087BC11
, 5B087CC36
引用特許:
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