特許
J-GLOBAL ID:201203012918664881

セメント製造装置の排ガスの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 衡田 直行 ,  北村 周彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-206284
公開番号(公開出願番号):特開2012-062208
出願日: 2010年09月15日
公開日(公表日): 2012年03月29日
要約:
【課題】クリンカ原料の一部に、石炭灰等の未燃カーボン含有物質を用いる場合において、セメント製造装置の排ガスから捕集される集塵ダスト中の未燃カーボンの含有率を、簡易にかつ低コストで低減させることができ、その結果、クリンカに添加する集塵ダストの量を増大させ、セメント製造装置に返送される集塵ダストの量を減少させて、外部に放出される排ガス中の水銀の濃度を低減させることのできる、セメント製造装置の排ガスの処理方法を提供する。【解決手段】集塵機8にて排ガスから捕集した集塵ダスト中の未燃カーボンの含有率を測定し、該含有率に基づき、集塵ダストの一部を、プレヒータの700°C以上の高温領域(例えば、サイクロン3c、3dの間の管路)に供給するか否かを決定する工程と、前記高温領域に供給されるダスト以外の集塵ダストの少なくとも一部を、仕上げミル7に導き、クリンカに添加する工程を含む排ガスの処理方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
未燃カーボン含有物質を含むクリンカ原料を用いるセメント製造装置の排ガスの処理方法であって、 上記排ガスから捕集した集塵ダスト中の未燃カーボンの含有率を測定し、該含有率に基づき、上記集塵ダストの一部を、上記セメント製造装置の構成部分であるプレヒータの700°C以上の高温領域に、高温領域返送用ダストとして供給するか否かを決定する未燃カーボン量測定工程と、 上記高温領域返送用ダスト以外の集塵ダストの少なくとも一部を、クリンカ添加用ダストとして、クリンカに添加するクリンカ添加工程と、 を含むことを特徴とするセメント製造装置の排ガスの処理方法。
IPC (2件):
C04B 7/44 ,  C04B 7/52
FI (2件):
C04B7/44 ,  C04B7/52
Fターム (1件):
4G112KA08

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