特許
J-GLOBAL ID:201203012932735589

自動変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-014189
公開番号(公開出願番号):特開2012-154425
出願日: 2011年01月26日
公開日(公表日): 2012年08月16日
要約:
【課題】フリクションを増加させずに前進9段以上の変速を可能とする自動変速機を提供する。【解決手段】自動変速機は、4つの遊星歯車機構PGS1〜4と、7つの係合機構C1〜3,B1〜4とを備える。第1要素Saが入力軸2に、第10要素Rdが出力部材3に連結される。第1連結体は第2要素Caと第5要素Cbと第9要素Rcを連結して構成される。第1クラッチC1は第1要素Saと第3連結体Cc-Cd、第2クラッチC2は第1要素Saと第4要素Rb、第3クラッチC3は第6要素Sbと第2連結体Ra-Sdとを夫々連結自在に構成される。第1ブレーキB1は第3連結体Cc-Cd、第2ブレーキB2は第7要素Sc、第3ブレーキB3は第6要素Sb、第4ブレーキB4は第4要素Rbを夫々変速機ケース1に固定自在に構成される。自動変速機は、7つの係合機構のうち少なくとも3つの係合機構の係合で、各変速段を確立する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
変速機ケース内に回転自在に軸支されると共に駆動源からの動力により回転される入力軸を備え、該入力軸の回転を複数段に変速して出力部材から出力する自動変速機であって、 サンギア、キャリア及びリングギアからなる3つの要素を夫々備える第1から第4の4つの遊星歯車機構が設けられ、 前記第1遊星歯車機構の3つの要素を、相対回転速度比を直線で表すことができる共線図におけるギア比に対応する間隔での並び順に一方から夫々第1要素、第2要素及び第3要素とし、 前記第2遊星歯車機構の3つの要素を、共線図におけるギア比に対応する間隔での並び順に一方から夫々第4要素、第5要素及び第6要素とし、 前記第3遊星歯車機構の3つの要素を、共線図におけるギア比に対応する間隔での並び順に一方から夫々第7要素、第8要素及び第9要素とし、 前記第4遊星歯車機構の3つの要素を、共線図におけるギア比に対応する間隔での並び順に一方から夫々第10要素、第11要素及び第12要素として、 前記第1要素が前記入力軸に連結され、前記第10要素が前記出力部材に連結され、前記第2要素と前記第5要素と前記第9要素とを連結して第1連結体が構成され、前記第3要素と前記第12要素とを連結して第2連結体が構成され、前記第8要素と前記第11要素とを連結して第3連結体が構成され、 係合機構として、第1から第3の3つのクラッチと、第1から第4の4つのブレーキとを備え、 前記第1クラッチは、前記第1要素と前記第3連結体とを連結自在に構成され、 前記第2クラッチは、前記第1要素と前記第4要素とを連結自在に構成され、 前記第3クラッチは、前記第6要素と前記第2連結体とを連結自在に構成され、 前記第1ブレーキは、前記第3連結体を前記変速機ケースに固定自在に構成され、 前記第2ブレーキは、前記第7要素を前記変速機ケースに固定自在に構成され、 前記第3ブレーキは、前記第6要素を前記変速機ケースに固定自在に構成され、 前記第4ブレーキは、前記第4要素を前記変速機ケースに固定自在に構成され、 前記第1から第3の3つのクラッチと前記第1から第4の4つのブレーキの合計7つの係合機構のうち、少なくとも3つの係合機構を連結状態又は固定状態とすることにより、前進9段以上の各変速段を確立することを特徴とする自動変速機。
IPC (1件):
F16H 3/66
FI (1件):
F16H3/66 B
Fターム (13件):
3J028EA27 ,  3J028EB09 ,  3J028EB13 ,  3J028EB31 ,  3J028EB37 ,  3J028EB62 ,  3J028EB66 ,  3J028FB06 ,  3J028FB12 ,  3J028FC13 ,  3J028FC26 ,  3J028FC62 ,  3J028GA02

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