特許
J-GLOBAL ID:201203013911988122
耐食性に優れたステンレスクラッド鋼
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井上 茂
, 森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-009413
公開番号(公開出願番号):特開2012-149308
出願日: 2011年01月20日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】耐食性に優れたステンレスクラッド鋼を提供する。【解決手段】ステンレスクラッド鋼の表面に形成される不動態皮膜部におけるCr/Fe濃度(at%)と母相であるステンレス鋼のCr/Fe濃度(at%)の比が1.2以上である。かつ、前記ステンレスクラッド鋼表面の、JIS Z 8741「鏡面光沢度-測定方法」に準拠して測定角度60°で測定される圧延方向(L)、垂直方向(C)および圧延45度方向(D)の各々の光沢度(Gs(60))がいずれも50以上であり、さらに、下記式(1)で算出される平均光沢度指標が60以上である。平均Gs(60)=(Gs(60)L +2×Gs(60)D + Gs(60)C)/4 --- (1)なお、平均Gs(60):平均光沢度指標、Gs(60)L:圧延方向(L)の光沢度、Gs(60)C:垂直方向(C)の光沢度、Gs(60)D:圧延45度方向(D)の光沢度を示す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ステンレス鋼を合わせ材とするステンレスクラッド鋼であって、
前記ステンレスクラッド鋼の表面に形成される不動態皮膜部におけるCr濃度(at%)/Fe濃度(at%)と母相であるステンレス鋼のCr濃度(at%)/Fe濃度(at%)の比が1.2以上であり、
かつ、前記ステンレスクラッド鋼表面のJIS Z 8741「鏡面光沢度-測定方法」に準拠して測定角度60°で測定される圧延方向(L)、垂直方向(C)および圧延45度方向(D)の各々の光沢度がいずれも50以上であり、さらに、下記式(1)で算出される平均光沢度指標が60以上であることを特徴とする耐発錆性に優れたステンレスクラッド鋼。
平均Gs(60)=(Gs(60)L +2×Gs(60)D + Gs(60)C)/4 --- (1)
なお、平均Gs(60):平均光沢度指標、Gs(60)L:圧延方向(L)の光沢度、Gs(60)C:垂直方向(C)の光沢度、Gs(60)D:圧延45度方向(D)の光沢度を示す。
IPC (1件):
FI (2件):
C22C38/00 302Z
, C22C38/00 301Z
Fターム (3件):
4E002AA07
, 4E002AD12
, 4E002BD20
引用特許:
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