特許
J-GLOBAL ID:201203014518740913

血管内壁分析装置及び血管内壁分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  近藤 伊知良
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010058085
公開番号(公開出願番号):WO2010-131697
出願日: 2010年05月13日
公開日(公表日): 2010年11月18日
要約:
本発明は、患者に負担を低減させた状態で血管内壁のプラーク成分の正確な測定を可能にするための構造を備えた血管内壁分析装置等に関する。当該血管内壁分析装置(1)では、血管外に設けられた光照射部(30)から頚動脈(C)等の血管内の測定部位に対して測定光を照射する一方、測定部位からの光を血管外に設けられた受光部(40)において検出する。したがって、血管内に測定に係る装置を挿入することなく血管内壁の状態分析が可能になるため、測定に際して患者への負担が低減される。また、血管内プラーク等の付着物の構成成分によって異なる特徴を示す近赤外光(波長780nm〜2750nmの波長範囲に含まれる光成分)を用いて測定を行うことにより、血管外に設けられた分析装置を用いてプラーク等の構成成分を区別する分析が可能になる。
請求項(抜粋):
血管内の測定部位に対して、少なくとも、780nm〜2750nmの測定波長範囲に含まれる光成分を照射する照射手段であって、前記血管から所定距離だけ離間した位置に設置される光照射部と、前記光照射部を介して前記測定部位に照射されるべき光成分を供給する光源と、を含む照射手段と、 前記測定部位からの光成分を検出する検出手段であって、前記血管から所定距離だけ離間するとともに前記測定部位からの光成分が到達する位置に設置される光入射部と、前記光入射部を介して取り込まれた光成分を検出する受光部を含む検出手段と、 前記検出手段において検出された光成分の強度情報に基づいて、前記測定部位の構成成分を分析する分析手段と、を備え 前記照射手段及び前記検出手段の何れか一方は、前記測定波長範囲に含まれるとともに前記測定波長範囲よりも狭い検出波長範囲内の光成分を、前記光源から出力された光成分から分離する分光器を含み、該分光器は、前記光源と前記光照射部との間の光路上、及び、前記光入射部と前記検出手段との間の光路上の何れか一方に配置されることを特徴とする血管内壁分析装置。
IPC (2件):
A61B 10/00 ,  G01N 21/17
FI (3件):
A61B10/00 E ,  A61B10/00 K ,  G01N21/17 610
Fターム (19件):
2G059AA05 ,  2G059AA06 ,  2G059BB12 ,  2G059CC16 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059EE12 ,  2G059FF01 ,  2G059GG01 ,  2G059GG02 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ03 ,  2G059JJ05 ,  2G059JJ17 ,  2G059KK02 ,  2G059MM01 ,  2G059MM04 ,  2G059PP04

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