特許
J-GLOBAL ID:201203014539580606

高強度銅合金材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-025536
公開番号(公開出願番号):特開2012-162782
出願日: 2011年02月09日
公開日(公表日): 2012年08月30日
要約:
【課題】本発明の目的は、溶体化処理後の冷却速度が低下しても優れた機械的特性、導電率、曲げ加工性を兼備した高強度銅合金材及びその製造方法を提供することにある。【解決手段】本発明は、質量で、2.0〜3.5%のNi及び0.5〜1.0%のSiを含み、Ni/Si比が3.5〜4.5であり、残部がCuと不可避的不純物からなる銅合金材において、小角散乱法を用いて評価した析出物はその平均直径が2nm〜3.5nm及び直径の個数分布における規格化分散が40%以下であり、W曲げ試験で割れが発生しない曲げ最小半径Rを板厚tで除した値(R/t)が1.0以下、更に、好ましくはSn0.01〜0.05%、Mg0.02〜0.1%、Mn0.01〜0.7%、Ag0.01〜0.5%及びZn0.1〜1.9%の少なくとも1種を含有することを特徴とする高強度銅合金材にある。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量で、Ni2.0〜3.5%及びSi0.5〜1.0%を含み、前記Ni/Si比が3.5〜4.5であり、残部がCu及び不可避的不純物からなる銅合金材であって、 小角散乱法を用いて評価した析出物は、その平均直径が2.0〜3.5nm及び直径の個数分布における規格化分散が40%以下であり、W曲げ試験で割れが発生しない曲げ最小半径Rを板厚tで除した値(R/t)が1.0以下であることを特徴とする高強度銅合金材。
IPC (4件):
C22C 9/06 ,  C22F 1/08 ,  H01B 1/02 ,  H01B 5/02
FI (5件):
C22C9/06 ,  C22F1/08 P ,  C22F1/08 B ,  H01B1/02 A ,  H01B5/02 Z
Fターム (14件):
5G301AA01 ,  5G301AA08 ,  5G301AA12 ,  5G301AA13 ,  5G301AA14 ,  5G301AA19 ,  5G301AA20 ,  5G301AA23 ,  5G301AB01 ,  5G301AD03 ,  5G301AD05 ,  5G307CA04 ,  5G307CA07 ,  5G307CB02

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