特許
J-GLOBAL ID:201203014983333887

放射線撮影システム及び画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-278163
公開番号(公開出願番号):特開2012-125343
出願日: 2010年12月14日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】プレ撮影と本撮影との間での走査位置のずれに起因するアーチファクトを補正する。【解決手段】画像処理部14に、走査位置ズレ量算出56、走査位置補正部57、及び減算処理部52を設ける。走査位置ズレ量算出56は、プレ撮影と本撮影との間で、強度変調信号の差異を検出することにより、プレ撮影と本撮影との間での前記各走査位置のズレ量を算出する。走査位置補正部57は、本撮影時に位相微分像生成部50で位相微分像を生成する際に用いられる各走査位置を、走査位置ズレ量算出56により算出されたズレ量を用いて補正する。減算処理部52は、本撮影時に生成された第1の位相微分像から、プレ撮影時に生成された第2の位相微分像を減算する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
格子線方向が一致するように対向配置された第1及び第2の格子と、 前記第1の格子に対する第2の格子の相対位置を格子線方向に直交する方向に変更し、複数の走査位置に順に設定する走査手段と、 前記各走査位置において、放射線源から放射された放射線を、前記第1及び第2の格子を介して撮影して画像データを生成する放射線画像検出器と、 前記画像データの画素値の前記走査位置に対する変化を表す強度変調信号の位相ズレ量を求めることにより位相微分像を生成する位相微分像生成手段と、 被検体を配置せずに撮影を行うプレ撮影と、被検体を配置して撮影を行う本撮影との間で、前記強度変調信号の差異を検出することにより、前記プレ撮影と前記本撮影との間での前記各走査位置のズレ量を算出する走査位置ズレ量算出手段と、 前記位相微分像生成手段により位相微分像を生成する際に用いられる前記各走査位置を、前記走査位置ズレ量算出手段により算出されたズレ量を用いて、前記本撮影または前記プレ撮影のいずれか一方の場合に補正する走査位置補正手段と、 前記本撮影時に前記位相微分像生成手段により生成された第1の位相微分像から、前記プレ撮影時に前記位相微分像生成手段により生成された第2の位相微分像を減算する減算手段と、 を備えることを特徴とする放射線撮影システム。
IPC (2件):
A61B 6/00 ,  G02B 5/32
FI (3件):
A61B6/00 330Z ,  A61B6/00 300J ,  G02B5/32
Fターム (12件):
2H249CA05 ,  2H249CA08 ,  2H249CA15 ,  2H249CA24 ,  4C093AA07 ,  4C093CA13 ,  4C093EA02 ,  4C093EB05 ,  4C093EB17 ,  4C093FA54 ,  4C093FC11 ,  4C093FD05

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