特許
J-GLOBAL ID:201203016768783750

ミリ波撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-162059
公開番号(公開出願番号):特開2012-021954
出願日: 2010年07月16日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】パッシブ型のミリ波撮像装置において、撮像時の反射板の駆動の影響を受けることなく画像を安定して撮像でき、しかも、その撮像画像から、人の足部に隠された物体を正確に検出できるようにする。【解決手段】被写体2となる人体から放射されるミリ波帯の熱雑音を受信することで、被写体2の画像を撮像するミリ波撮像装置において、被写体2から放射されたミリ波帯の熱雑音をラインセンサ12に入射させる経路を、ケース20に設けられた開口部22、反射板16、及びレンズ14にて構成し、しかも、開口部22と反射板16は、ケース20の下方に配置し、ラインセンサ12は、レンズ14を挟んで、ケース20の上方に配置する。この結果、撮像時に装置全体が大きく振動して被写体2の撮像精度が低下するのを防止でき、しかも、被写体2の足部に隠された物体を良好に検知できるようになる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ミリ波帯の熱雑音を受信するための複数の受信素子を直線状に配置してなるラインセンサと、 ミリ波帯の熱雑音を前記ラインセンサの各受信素子に入射させるためのレンズと、 被写体から放射されたミリ波帯の熱雑音を前記レンズに向けて反射する反射板と、 前記反射板を水平方向に配置された回転軸周りに回動させることで、前記被写体を垂直方向に走査し、各走査位置にて前記被写体から放射された水平方向一ライン分のミリ波帯の熱雑音を、前記反射板及び前記レンズを介して前記ラインセンサの各受信素子に入射させる駆動手段と、 前記駆動手段を介して前記反射板を前記回動軸周りに回動させると共に、その回動に同期した複数の走査位置毎に前記ラインセンサの各受信素子から出力される受信信号を取り込むことで、前記被写体のミリ波画像を表す画像データを生成する制御手段と、 ミリ波帯の熱雑音を遮蔽可能な材料にて箱状に形成され、前記各部を収納するためのケースと、 を備え、前記ケース内では、前記ラインセンサが、前記受信素子の配列方向が前記回転軸と略平行な水平方向となるよう、前記レンズを挟んで前記反射板の上方に配置され、 前記ケースの下方側壁には、前記被写体から放射されたミリ波帯の熱雑音を前記反射板に導く開口が形成されていることを特徴とするミリ波撮像装置。
IPC (4件):
G01V 3/12 ,  G01S 13/89 ,  G01S 7/03 ,  H01Q 15/08
FI (5件):
G01V3/12 A ,  G01S13/89 ,  G01S7/03 A ,  G01S7/03 Q ,  H01Q15/08
Fターム (17件):
2G005DA05 ,  5J020AA02 ,  5J020AA03 ,  5J020BA06 ,  5J020BB00 ,  5J020BC03 ,  5J020DA03 ,  5J070AA02 ,  5J070AB24 ,  5J070AD08 ,  5J070AE09 ,  5J070AH31 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK04 ,  5J070AK22 ,  5J070AK28 ,  5J070BE01

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