特許
J-GLOBAL ID:201203016808455255
音声処理装置及び方法並びに撮像装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
大塚 康徳
, 高柳 司郎
, 大塚 康弘
, 木村 秀二
, 下山 治
, 永川 行光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-277419
公開番号(公開出願番号):特開2012-129652
出願日: 2010年12月13日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】 音響抵抗体を用いて風雑音を低減しつつ音響抵抗体によって生じる残響音を抑制し、高品位な音声を提供する。【解決手段】 音声処理装置は、第1及び第2のマイクロホンを有し、第2のマイクロホンには、そのマイクロホンを覆うように音響抵抗体が設けられる。高域通過フィルタにより第1のマイクロホンの出力信号の高周波成分を得るとともに、低域通過フィルタにより第2のマイクロホンの出力信号の低周波成分を得る。これら高域通過フィルタの出力信号と低域通過フィルタの出力信号とが加算されて出力される。ここで、適応フィルタが第2のマイクロホンと低域通過フィルタとの間に設けられ、第1のマイクロホンの出力信号と第2のマイクロホンの出力信号との差が最小になるようフィルタ係数を推定学習することで、第2のマイクロホンの出力信号のうちの、音響抵抗体と第2のマイクロホンとの間の閉空間において発生する残響成分が抑圧される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1及び第2のマイクロホンと、
装置外部から前記第2のマイクロホンへの空気の移動を遮断するために、前記第2のマイクロホンを覆うように設けられた音響抵抗体と、
前記第1のマイクロホンの出力信号の高周波成分のみを通過させる高域通過フィルタと、
前記第2のマイクロホンの出力信号の低周波成分のみを通過させる低域通過フィルタと、
前記高域通過フィルタの出力信号と前記低域通過フィルタの出力信号とを加算して出力する加算器と、
前記第2のマイクロホンと前記低域通過フィルタとの間に設けられ、前記第1のマイクロホンの出力信号と前記第2のマイクロホンの出力信号との差が最小になるようフィルタ係数を推定学習することで、前記第2のマイクロホンの出力信号のうちの、前記音響抵抗体と前記第2のマイクロホンとの間の閉空間において発生する残響成分を抑圧する適応フィルタと、
を有することを特徴とする音声処理装置。
IPC (3件):
H04R 3/00
, H04R 1/08
, H04N 5/225
FI (3件):
H04R3/00 320
, H04R1/08
, H04N5/225 F
Fターム (8件):
5C122DA04
, 5C122EA42
, 5C122FJ01
, 5C122FJ10
, 5C122HB06
, 5C122HB10
, 5D017BE08
, 5D020BB07
引用特許:
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