特許
J-GLOBAL ID:201203016907792581
コンクリート構造物の補修方法及びそのコンクリート構造物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-141144
公開番号(公開出願番号):特開2012-007290
出願日: 2010年06月22日
公開日(公表日): 2012年01月12日
要約:
【課題】 コンクリート構造物に繊維シートを接着した後もコンクリート構造物の表面に存在するひび割れなどの劣化の進展が目視観察が可能であり、施工時の作業性も良好で、繊維シートをコンクリート構造物表面に、より安定して保持できるとともに、長期的に信頼性の高い補修が可能であるコンクリート構造物の補修方法を提供すること。【解決手段】 コンクリート構造物の表面に、プライマーと繊維接着剤からなる2液主剤型のアクリル樹脂接着剤で繊維シートを接着するコンクリート構造物の補修方法であって、プライマーのJIS K 7117-1に準じて測定した20°C、20rpmの粘度が200〜2,000mPa・sであり、繊維接着剤の2液の混合直後の同粘度が2,500〜5,000mPa・sで、混合後5分間静置したときの同粘度が15,000〜30,000mPa・sであるコンクリート構造物の補修方法を構成とする。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
コンクリート構造物の表面に、プライマーと繊維接着剤からなる(メタ)アクリル酸エステルを主原料とする2液主剤型のアクリル樹脂接着剤で繊維シートを接着するコンクリート構造物の補修方法であって、前記プライマーの、JIS K 7117-1に準じて測定した20°C、20rpmの粘度が200〜2,000mPa・sであり、前記繊維シートが、複数のフィラメントを束ねたストランドを2方向又は3方向に配列したメッシュ状のもので、複数のストランドで囲まれたメッシュの形状が1辺2〜20mmの四角形又は三角形であり、前記繊維接着剤の、2液の混合直後の、JIS K
7117-1に準じて測定した20°C、20rpmの粘度が2,500〜5,000mPa・sで、混合後5分間静置したときのJIS K 7117-1に準じて測定した20°C、20rpmの粘度が15,000〜30,000mPa・sであることを特徴とするコンクリート構造物の補修方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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土木建築用アクリル樹脂 デンカハードロックII アラミド繊維短時間接着工法, 200812
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フィブラシート, 200408
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デンカハードロックII アンカー定着材 ER153-400F, 20060303
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