特許
J-GLOBAL ID:201203017000730751
可変容量型ターボチャージャ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人あーく特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-206966
公開番号(公開出願番号):特開2012-062808
出願日: 2010年09月15日
公開日(公表日): 2012年03月29日
要約:
【課題】可変容量型ターボチャージャ5において、可及的に少ない部品で、ベアリングハウジング54およびそのフランジ54aにおいて環状空間57に露呈する面を、排気ガスに触れないように保護する。【解決手段】タービンハウジング55のスクロール通路55aと環状空間57とを連通する連通部には、当該連通部を塞ぐように可変ノズル機構9の一方のノズルプレート91が配置されて、環状空間57に操作機構の一部(94)が配置される。ベアリングハウジング54およびそのフランジ54aにおいて環状空間57に露呈する面がカバー10で覆われている。カバー10の環状板部11はフランジ54aとタービンハウジング55との結合部分に挟持されてフランジ54aを覆う。カバー10の筒状部12の先端側に一方のノズルプレート91が外嵌された状態で支持されている【選択図】図7
請求項(抜粋):
タービンホイールとコンプレッサインペラとを回転一体とする共通の回転軸が回転自在に挿通される中心孔を有するベアリングハウジングと、
ベアリングハウジングの外周の軸方向中間領域においてタービン寄りに設けられる径方向外向きのフランジに結合されかつスクロール通路を有するタービンハウジングと、
前記スクロール通路からタービンホイールを経て排気管へ排気ガスを排出する容量を変更するための可変ノズル機構とを備え、
前記可変ノズル機構は、対向配置される一対のノズルプレートと、この一対のノズルプレート間の円周数ヶ所に設けられるベーンノズルと、一方のノズルプレートの外側に配置されかつ前記各ベーンノズルの姿勢を変更させるための操作機構とを有し、
前記ベアリングハウジングのフランジと前記タービンハウジングとの結合部分には、前記スクロール通路に連通する環状空間が設けられ、
この環状空間と前記スクロール通路とを連通する連通部には、当該連通部を塞ぐように前記一方のノズルプレートが配置されることで、前記環状空間に前記操作機構の一部が配置される状態とされ、
前記ベアリングハウジングおよびそのフランジにおいて前記環状空間に露呈する面が、カバーで覆われており、
このカバーは、前記フランジを覆う環状板部と、この環状板部の内径側から軸方向に延出する筒状部とを有し、かつ前記環状板部の外径側が前記フランジとタービンハウジングとの結合部分に挟持され、前記筒状部の先端側に前記一方のノズルプレートが外嵌された状態で支持されている、ことを特徴とする可変容量型ターボチャージャ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
3G005DA02
, 3G005EA15
, 3G005EA16
, 3G005FA13
, 3G005FA29
, 3G005GA04
, 3G005GB25
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