特許
J-GLOBAL ID:201203017557453599

コモンモードノイズフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鷲頭 光宏 ,  緒方 和文 ,  黒瀬 泰之 ,  三谷 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-107857
公開番号(公開出願番号):特開2012-238780
出願日: 2011年05月13日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
【課題】コモンモードノイズだけでなく特定の周波数帯域におけるディファレンシャルモードノイズを減衰することが可能なコモンモードノイズフィルタを提供する。【解決手段】磁性基板11上にスパイラル導体31〜34からなるコモンモードフィルタF1と、スパイラル導体35,36からなるディファレンシャルモードフィルタF2が積層されている。スパイラル導体31〜34の平面位置は互いに等しく、スパイラル導体35,36の平面位置も互いに等しい。スパイラル導体35,36はそれぞれスパイラル導体31,32と同じ導体層に設けられており、これら導体層は磁性基板11に近い下層の導体層である。スパイラル導体35,36がより磁性基板11に近い導体層に設けられていることから、除去されるディファレンシャルモードノイズの周波数帯域を設計通りとすることが可能となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
基板と、前記基板上にこの順に設けられた第1乃至第4の導体層とを備え、 前記第1の導体層には、互いに異なる平面位置に第1及び第5のスパイラル導体が形成され、 前記第2の導体層には、互いに異なる平面位置に第2及び第6のスパイラル導体が形成され、 前記第3及び第4の導体層には、それぞれ第3及び第4のスパイラル導体が形成され、 前記第1乃至第4のスパイラル導体の平面位置は互いに重なっており、 前記第5及び第6のスパイラル導体の平面位置は互いに重なっており、 前記第1乃至第4のスパイラル導体のうち2つのスパイラル導体は、直列接続されることにより第1のコイルを構成し、 前記第1乃至第4のスパイラル導体のうち残りの2つのスパイラル導体は、直列接続されることにより第2のコイルを構成し、 前記第5のスパイラル導体は、一端が前記第1のコイルの一端に接続され、他端が開放されており、 前記第6のスパイラル導体は、一端が前記第1のコイルの前記一端と対を成す前記第2のコイルの一端に接続され、他端が開放されている、ことを特徴とするコモンモードノイズフィルタ。
IPC (2件):
H01F 17/00 ,  H03H 7/09
FI (2件):
H01F17/00 D ,  H03H7/09 A
Fターム (14件):
5E070AA01 ,  5E070AB03 ,  5E070BA12 ,  5E070CB03 ,  5E070CB13 ,  5E070EA01 ,  5J024AA01 ,  5J024CA06 ,  5J024DA29 ,  5J024DA31 ,  5J024DA33 ,  5J024DA35 ,  5J024EA09 ,  5J024KA03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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