特許
J-GLOBAL ID:201203019143584929

車両用操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-281698
公開番号(公開出願番号):特開2012-126338
出願日: 2010年12月17日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】安価で耐久性に優れた車両用操舵装置を提供することである。【解決手段】電動モータ11によってベルト24を介して出力プーリ23を回転させ、出力プーリ23の回転をボールねじ機構20によって転舵軸13の軸方向移動に変換する。第1軸受28の外輪32及び第2軸受29の外輪35が、第1付勢部材30及び第2付勢部材31によって、互いに近づく方向に付勢されている。第1軸受28の内輪33及び第2軸受29の内輪36間に、ボールナット27の第1環状フランジ43及び出力プーリ23の第2環状フランジ46が、互いに突き合わされた状態で挟持されている。従来のロックナット等を用いることなく、ボールナット27及び出力プーリ23を連結する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電動モータの出力回転を入力プーリからベルトを介して出力プーリに伝達する伝達機構と、上記出力プーリの回転を転舵軸の軸方向の移動に変換する変換機構と、上記変換機構を収容するハウジングと、を備え、上記変換機構は、上記出力プーリと同伴回転するボールナットと、上記転舵軸の一部に設けられたねじ軸と、上記ボールナットおよび上記ねじ軸の軌道溝間に介在する多数のボールと、を含む車両用操舵装置において、 上記ハウジングによって保持され上記ボールナットを回転可能に支持する第1軸受と、 上記ハウジングによって保持され上記出力プーリを回転可能に支持する第2軸受と、 上記第1軸受の外輪を上記第2軸受側へ付勢する第1付勢部材と、 上記第2軸受の外輪を上記第1軸受側へ付勢する第2付勢部材と、を備え、 上記ボールナットの外周は、上記第1軸受の内輪が嵌合された第1軸受内輪嵌合部と、上記出力プーリが嵌合された出力プーリ嵌合部と、を含み、 上記出力プーリの外周は、上記第2軸受の内輪が嵌合された第2軸受内輪嵌合部と、上記ベルトが係合するベルト係合部と、を含み、 上記ボールナットは、径方向外方に突出する第1環状フランジを有し、上記第1環状フランジは、上記第1軸受内輪嵌合部および上記出力プーリ嵌合部の間に配置され、 上記出力プーリは、径方向外方に突出する第2環状フランジを有し、上記第2軸受内輪嵌合部は、上記第2環状フランジおよび上記ベルト係合部の間に配置され、 上記第1環状フランジおよび上記第2環状フランジは、互いに突き合わされて、上記第1軸受の上記内輪および上記第2軸受の上記内輪の間に挟持されている車両用操舵装置。
IPC (1件):
B62D 5/04
FI (1件):
B62D5/04
Fターム (4件):
3D233CA02 ,  3D233CA04 ,  3D233CA13 ,  3D233CA16

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