特許
J-GLOBAL ID:201203019255521709
発熱分布を検出する二次電池システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
井上 学
, 戸田 裕二
, 渡邊 孝弘
, 岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-220236
公開番号(公開出願番号):特開2012-074328
出願日: 2010年09月30日
公開日(公表日): 2012年04月12日
要約:
【課題】本発明は、捲回体内部の発熱分布変化を検知することにより、従来の温度計測による異常検知方法よりも早期に異常を検知する方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の二次電池システムは、捲回体内部の中心部近傍及び外周側近傍の温度計測手段を有し、その温度差ΔT及び、電池周囲雰囲気の温度計測手段を有し、前記捲回体外周側近傍と電池周囲雰囲気との温度差ΔTcを用いて運転開始初期からある任意の運転期間の間に生じたΔT及びΔTcの経時変化量、すなわちΔTT及びΔTTcを計算し、それらの値と、場合によっては、それらの値の比ΔTT/ΔTTcをも用いて発熱分布変化の有無と発熱分布の変化を検出することを特徴とする。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
捲回体を有する二次電池の充放電を制御する二次電池システムであって、
前記捲回体の中心部の温度を計測する第1の温度計測部と、
前記捲回体の外周部の温度を計測する第2の温度計測部と、
前記第1の温度計測部及び前記第2の温度計測部により、前記捲回体の中心部と外周部との温度差ΔTを算出する温度差演算部と、
前記捲回体の中心部と外周部との温度差ΔTに関し、前記二次電池の使用開始時の温度差ΔT(1)と、前記使用開始時から所定期間経過時の温度差ΔT(2)とにより表される変化量ΔTT(=ΔT(2)-ΔT(1))を算出する変化量演算部と、
前記変化量ΔTTに基づいて、捲回群の発熱分布を検出する発熱分布検出部と、を有することを特徴とする二次電池システム。
IPC (3件):
H01M 10/48
, H01M 10/42
, H01M 2/10
FI (4件):
H01M10/48 301
, H01M10/42 P
, H01M2/10 E
, H01M2/10 S
Fターム (12件):
5H030AA06
, 5H030AA10
, 5H030AS01
, 5H030AS08
, 5H030FF22
, 5H030FF27
, 5H040AA36
, 5H040AS01
, 5H040AS07
, 5H040AT01
, 5H040DD26
, 5H040NN03
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