特許
J-GLOBAL ID:201203019898306155

クラスタシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-255897
公開番号(公開出願番号):特開2012-108651
出願日: 2010年11月16日
公開日(公表日): 2012年06月07日
要約:
【課題】業務システムのサービスレベルを遵守する。【解決手段】現用系及び待機系の業務実行物理サーバにクラスタ共有ボリュームを共有させたクラスタシステムである。システムの稼動目標であるサービスレベル,複数の仮想サーバの再起動順序を記憶し,仮想サーバの稼動実績を検出する稼動実績検出部と,仮想サーバのメンテナンス中に仮想サーバの再起動時間を計測し,計測した再起動時間に更新する構成変更検出部と,複数の仮想サーバの冗長度を算出し,算出した冗長度と,検出された稼動実績と,記憶されているサービスレベルと,更新された再起動時間とに基づいて,新たな再起動順序を決定し,決定した新たな再起動順序に更新する再起動順序更新部と,現用系の業務実行物理サーバから待機系の業務実行物理サーバへフェイルオーバーするとき,更新された新たな再起動順序に基づいて,待機系の業務実行物理サーバ上で複数の仮想サーバを再起動する仮想サーバ再起動部とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
業務システムを実現する複数の仮想サーバを稼動させる業務実行物理サーバを,現用系と待機系のクラスタ構成にし,前記現用系及び前記待機系の業務実行物理サーバにクラスタ共有ボリュームを共有させたクラスタシステムであって, 前記業務システムの稼動目標であるサービスレベルを前記クラスタ共有ボリュームに記憶するSLA記憶部と, 前記複数の仮想サーバの再起動順序を前記クラスタ共有ボリュームに記憶する再起動順序記憶部と, 前記仮想サーバの稼動実績を検出する稼動実績検出部と, 前記クラスタ共有ボリュームに格納されている,前記仮想サーバのメンテナンス期間を示すメンテナンス情報に基づいて,前記メンテナンス期間中に前記仮想サーバの再起動時間を計測し,前記クラスタ共有ボリュームに記憶されている,前記仮想サーバの再起動時間を計測した前記再起動時間に更新する構成変更検出部と, 前記複数の仮想サーバの各々の冗長度を算出し,算出した前記冗長度と,前記稼動実績検出部で検出された前記稼動実績と,前記SLA記憶部で記憶されている前記サービスレベルと,更新された前記再起動時間とに基づいて,新たな再起動順序を決定し,前記クラスタ共有ボリュームに記憶されている再起動順序を,決定した前記新たな再起動順序に更新する再起動順序更新部と, 前記現用系の業務実行物理サーバから前記待機系の業務実行物理サーバへフェイルオーバーするとき,前記再起動順序更新部によって更新された前記新たな再起動順序に基づいて,前記待機系の業務実行物理サーバ上で前記複数の仮想サーバを再起動する仮想サーバ再起動部と, を備えたことを特徴とするクラスタシステム。
IPC (2件):
G06F 11/20 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F11/20 310F ,  G06F9/46 350
Fターム (3件):
5B034BB11 ,  5B034CC01 ,  5B034DD05

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