特許
J-GLOBAL ID:201203019986082844

ガスセンサ素子及びその製造方法、並びにガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-118948
公開番号(公開出願番号):特開2012-247293
出願日: 2011年05月27日
公開日(公表日): 2012年12月13日
要約:
【課題】耐被水性を十分に確保しながら早期活性を図ることができるガスセンサ素子及びその製造方法並びにガスセンサを提供すること。【解決手段】ガスセンサ素子1は、固体電解質体31と、被測定ガス側電極32及び基準ガス側電極33と、拡散抵抗層36と、ヒータ351を設けたヒータ層35とを有する素子本体部2を備えている。素子本体部2は、積層方向Yに対向する2つの辺部21と、積層方向Yに直交する方向に対向する2つの辺部21と、辺部21同士の間にある4つの角部22とを有する略四角形状である。素子本体部2には、拡散抵抗層36のガス導入口361が形成された2つの拡散側角部221をそれぞれ覆う第1保護層41と、第1保護層41を含む素子本体部2の外周全体を覆う第2保護層42とからなる素子保護層4が設けられている。素子保護層4は、拡散側角部221における厚みが辺部21における厚みよりも大きい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性の固体電解質体と、該固体電解質体の一方側の面と他方側の面とにそれぞれ設けられた被測定ガス側電極及び基準ガス側電極と、上記固体電解質体の上記一方側に積層されると共に上記被測定ガス側電極に接触させる被測定ガスを透過する多孔質の拡散抵抗層と、上記固体電解質体の上記他方側に積層されると共に通電により発熱するヒータを設けたヒータ層とを有する素子本体部を備えたガスセンサ素子において、 上記素子本体部は、軸方向に直交する断面において、積層方向に対向する2つの辺部と、上記積層方向に直交する方向に対向する2つの辺部と、該辺部同士の間にある4つの角部とを有する略四角形状であり、 上記素子本体部には、上記4つの角部のうち、少なくとも、上記拡散抵抗層が積層されている側であって該拡散抵抗層における上記被測定ガスを導入するガス導入口が形成された2つの拡散側角部をそれぞれ覆う第1保護層と、該第1保護層を含む上記素子本体部の外周全体を覆う第2保護層とからなる素子保護層が設けられており、 該素子保護層は、上記拡散側角部における厚みが上記辺部における厚みよりも大きいことを特徴とするガスセンサ素子。
IPC (1件):
G01N 27/41
FI (4件):
G01N27/46 325H ,  G01N27/46 325D ,  G01N27/46 325J ,  G01N27/46 325G

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