特許
J-GLOBAL ID:201203020370507513

建設機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-106288
公開番号(公開出願番号):特開2012-237232
出願日: 2011年05月11日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
【課題】 既存のエンジンに加工を施すことなく、尿素水タンク内の尿素水を加熱する尿素水加熱部に対しエンジンの冷却水を容易に供給できるようにする。【解決手段】 尿素水タンク25内には、温められたエンジン8の冷却水を熱源として尿素水を加熱する尿素水加熱部30を設け、暖房用室内機28にエンジン8の冷却水を循環供給する暖房用循環路29と尿素水加熱部30との間には、暖房用循環路29から分岐した分岐循環路31を設ける構成としている。従って、分岐循環路31は、暖房用循環路29から分岐して設けているから、尿素水加熱部30をエンジン8に直接的に接続する場合に比較して、分岐循環路31の長さ寸法を大幅に短く形成することができる。しかも、エンジン8には、新たに配管を接続するための加工を施す必要がないから、尿素水加熱部30を容易に設けることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
自走可能な車体と、該車体の前側に設けられオペレータが搭乗するキャブと、前記車体の後側に搭載されたエンジンと、該エンジンを冷やして温度上昇した冷却水の熱を下げるために該エンジンのウォータジャケットとラジエータ循環路を介して接続されたラジエータと、前記エンジンの排気管に設けられ排気ガス中の窒素酸化物を除去する尿素選択還元触媒を備えたNOx浄化装置と、前記エンジンの排気管の途中であって該NOx浄化装置の上流側に設けられた尿素水噴射弁と、還元剤である尿素水を貯えるために中空な容器からなる尿素水タンクと、該尿素水タンクと前記尿素水噴射弁との間を接続する接続配管と、前記キャブ内に設けられ前記エンジンの冷却水の熱を利用してキャブ内に温風を吹出す暖房用室内機と、前記エンジンの冷却水を該暖房用室内機との間で循環流通させる暖房用循環路とを備えてなる建設機械において、 前記尿素水タンクには、前記エンジンの冷却水を流通させることにより尿素水を加熱する尿素水加熱部を設け、 前記暖房用循環路と前記尿素水加熱部との間には、前記暖房用循環路から分岐した分岐循環路を設ける構成としたことを特徴とする建設機械。
IPC (2件):
F01N 3/08 ,  B01D 53/94
FI (2件):
F01N3/08 B ,  B01D53/36 101A
Fターム (16件):
3G091AA05 ,  3G091AA18 ,  3G091AB04 ,  3G091AB13 ,  3G091AB15 ,  3G091BA14 ,  3G091BA39 ,  3G091CA01 ,  3G091CA17 ,  3G091EA16 ,  3G091HA09 ,  3G091HA16 ,  4D048AA06 ,  4D048AB02 ,  4D048AC03 ,  4D048CC61
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 油温制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-095559   出願人:三菱自動車工業株式会社
  • エンジン動力機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-175456   出願人:日立建機株式会社

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