特許

J-GLOBAL ID：201203021145510200

シアン含有水の処理方法

発明者： 山口 東洋司 ,  八尾 泰子 ,  中田 守 ,  篠崎 清志
出願人/特許権者： JFEスチール株式会社
代理人 (2件)： 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-157446
公開番号（公開出願番号）：特開2012-020206
出願日： 2010年07月12日
公開日（公表日）： 2012年02月02日
要約：

【課題】有毒なシアンガスの発生を極力抑制しながら、なおかつ、良好にシアン化合物の除去処理を達成するためのシアン含有水の処理方法を提供する。【解決手段】遊離シアンを含有するシアン含有水に、2価の銅塩と、2価の銅塩を1価の銅塩に還元する還元剤を添加し、添加後、前記遊離シアンと前記銅塩が反応する。すなわち、還元剤により、2価の銅塩が1価の銅塩に還元され、1価の銅とシアン化合物が反応し、1価の銅とシアンからなる難溶性塩が沈殿物として生成する。次いで、シアンが分離される。前記反応中の処理水のpHは、5.5以上6.2未満とする。また、前記2価の銅塩および前記還元剤のいずれか一つ以上に硫酸塩を用いる。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

遊離シアンを含有するシアン含有水に2価の銅塩および還元剤を添加し、前記遊離シアンと前記銅塩を反応させ、該反応により難溶性塩を生成させてシアンを分離するシアン含有水の処理方法であり、 前記2価の銅塩および前記還元剤のいずれか一つ以上に硫酸塩を用い、 前記還元剤は、前記2価の銅塩を1価の銅塩に還元するものであり、 前記反応中の処理水のpHを5.5以上6.2未満とすることを特徴とするシアン含有水の処理方法。

IPC (1件)：

C02F 1/58

FI (1件)：

C02F1/58 N

Fターム (7件)：

4D038AA08 ,  4D038AB32 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4D038BB15 ,  4D038BB18 ,  4D038BB20

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭63-039693
  
• 銅・シアン難溶性塩含有汚泥の処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-001181   出願人：栗田工業株式会社
• 特開昭64-051191
  
• シアン含有排水の処理方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-218477   出願人：栗田工業株式会社, JFEスチール株式会社