特許
J-GLOBAL ID:201203022540047485

プログラマブルコントローラシステムおよびそのアプリケーション起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中野 寛也 ,  高橋 政治 ,  安藤 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-141116
公開番号(公開出願番号):特開2012-003732
出願日: 2010年06月21日
公開日(公表日): 2012年01月05日
要約:
【課題】アプリケーション運転状態におけるアプリケーションプログラムの起動の同期化、およびアプリケーション停止状態から運転状態への移行の同期化を図ることができるプログラマブルコントローラシステムおよびそのアプリケーション起動方法を提供する。【解決手段】アプリケーション起動周期のタイミングで、同期フリーランカウンタ25A,35Aのカウント更新、および基本コントローラ20から拡張コントローラ30への同期割込み信号の送信を行い、ステータスがアプリケーション運転状態であれば、双方のコントローラ20,30のアプリケーションα,βの起動要求を行う。一方、ステータスは、更新されていくカウンタ値が設定値と一致したときに、アプリケーション停止状態からアプリケーション運転状態へ移行させる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
基本コントローラおよび少なくとも1つの拡張コントローラを備え、これらの複数のコントローラの各々で別々のアプリケーションプログラムを実行する構成とされたプログラマブルコントローラシステムであって、 前記基本コントローラおよび前記拡張コントローラで共有される共有メモリ領域に設けられた同期フリーランカウンタと、 前記共有メモリ領域に設けられてアプリケーション運転状態の開始タイミングを示す同期フリーランカウンタ値を記憶するアプリ運転状態開始カウンタ値記憶手段と、 前記基本コントローラ用のアプリケーションについての運転状態および停止状態を含むステータスを記憶する前記基本コントローラ用のステータス記憶手段と、 前記拡張コントローラ用のアプリケーションについての運転状態および停止状態を含むステータスを記憶する前記拡張コントローラ用のステータス記憶手段とを備え、 前記基本コントローラは、 前記拡張コントローラへ同期割込み信号を送信する処理を実行する同期割込み送信処理手段と、 前記同期フリーランカウンタに、前記同期割込み信号の1回の送信につき、1カウント若しくは一定数のカウントを加算または減算する処理を実行するカウント更新処理手段とを備え、 前記拡張コントローラは、 前記基本コントローラからの前記同期割込み信号を受信する処理を実行する同期割込み受信処理手段を備え、 前記基本コントローラおよび前記拡張コントローラの各々は、 前記同期フリーランカウンタの現在値と、前記アプリ運転状態開始カウンタ値記憶手段に記憶された前記同期フリーランカウンタ値とが一致したか否かを判断する処理を繰り返し実行するアプリ運転状態開始タイミング判断処理手段と、 このアプリ運転状態開始タイミング判断処理手段により一致したと判断した場合に、各々の前記ステータス記憶手段に記憶された前記ステータスを、アプリケーション停止状態からアプリケーション運転状態へ移行させる処理を実行するアプリ運転状態移行処理手段と、 前記同期割込み信号の送受信のタイミングで、各々の前記ステータス記憶手段に記憶された前記ステータスを取得し、取得した前記ステータスがアプリケーション運転状態である場合に、各々のアプリケーションの起動要求処理を実行するアプリケーション起動要求処理手段と を備えたことを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。
IPC (1件):
G05B 19/05
FI (1件):
G05B19/05 S
Fターム (9件):
5H220BB09 ,  5H220CC07 ,  5H220CX01 ,  5H220EE06 ,  5H220HH03 ,  5H220JJ12 ,  5H220JJ16 ,  5H220JJ34 ,  5H220KK01

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