特許
J-GLOBAL ID:201203023310600734

メモリシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-279333
公開番号(公開出願番号):特開2012-128643
出願日: 2010年12月15日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
【課題】不正な電源断やデータ破壊を簡便かつ確実に検出することが可能なメモリシステムを提供する。【解決手段】実施形態のメモリシステムは、揮発性の第1の記憶部と、不揮発性の第2の記憶部と、データ管理部と、復元制御部と、を備える。前記データ管理部は、前記第1の記憶部に記憶されている前記管理テーブルの更新前後の差分情報である差分ログを並列書き込み処理によって多重化して前記第2の記憶部に記憶させた後、書き込み単位分の所定データを最終書き込み単位分データとして多重化して前記第2の記憶部に記憶させる。前記復元制御部は、前記第2の記憶部に記憶された差分ログおよび前記最終書き込み単位分データのデータ記憶状態に基づいて、前記差分ログを前記第2の記憶部に記憶させる際に不正電源断が発生したか、または前記第2の記憶部でデータ破壊が発生したかの状態判断をシステム起動時に行う。【選択図】図3
請求項(抜粋):
揮発性の第1の記憶部と、 ホスト装置から指定された論理アドレスと物理的なデータの記憶位置とを対応付ける管理情報を管理するための管理テーブルを記憶することが可能な不揮発性の第2の記憶部と、 前記第1の記憶部を介してホスト装置と前記第2の記憶部との間のデータ転送を行うデータ転送制御部と、 前記第2の記憶部に記憶された管理テーブルをシステム起動時に前記第1の記憶部に転送し、前記管理テーブルを更新すべき事象が発生した際、前記第1の記憶部に記憶されている前記管理テーブルの更新前後の差分情報を差分ログとして前記第1の記憶部に記憶させ、所定の条件が成立したときに前記第1の記憶部に記憶された差分ログを前記第2の記憶部に順次追記記憶させるとともに前記第1の記憶部に記憶された差分ログの内容を前記第1の記憶部に記憶されている前記管理テーブルに反映するデータ管理部と、 前記第2の記憶部に記憶された差分ログに基づいて、前記差分ログが前記第2の記憶部に正常に記憶されているか、前記差分ログを前記第2の記憶部に記憶させる際に不正電源断が発生したか、または前記差分ログを前記第2の記憶部に記憶させた後に前記第2の記憶部でデータ破壊が発生したかの状態判断をシステム起動時に行う復元制御部と、 を備え、 前記データ管理部は、 前記差分ログを並列書き込み処理によって多重化して前記第2の記憶部に記憶させた後、書き込み単位分の所定データを最終書き込み単位分データとして多重化して前記第2の記憶部に記憶させ、 前記復元制御部は、前記第2の記憶部に記憶された差分ログおよび前記最終書き込み単位分データのデータ記憶状態に基づいて、前記状態判断を行うことを特徴とするメモリシステム。
IPC (3件):
G06F 12/16 ,  G06F 12/06 ,  G06F 3/08
FI (3件):
G06F12/16 340P ,  G06F12/06 520F ,  G06F3/08 H
Fターム (10件):
5B018GA04 ,  5B018LA06 ,  5B018MA23 ,  5B018NA01 ,  5B018NA06 ,  5B018QA15 ,  5B060MM02 ,  5B065BA05 ,  5B065CC02 ,  5B065EA26

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