特許
J-GLOBAL ID:201203023561552216

活性エネルギー線硬化型ワニス組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-289362
公開番号(公開出願番号):特開2012-136619
出願日: 2010年12月27日
公開日(公表日): 2012年07月19日
要約:
【課題】紙基材面または印刷インキで印刷した該印刷面に活性エネルギー線硬化性ワニスを塗工し、美粧性を有するポリオレフィンフィルムを塗工面に重ね合わせた後、活性エネルギー線にて塗膜を硬化させ、該転写フィルムを剥離させる表面加工方法において、優れた基材・印刷インキ密着性、硬化性、美粧性を有するとともに、光沢感の経時劣化を抑制でき、後加工適性にも優れた硬化皮膜を与える活性エネルギー線硬化型ワニス組成物の提供。【解決手段】活性エネルギー線硬化型ワニスが、(A)極性官能基を有するスチレン-アクリル樹脂、(B)炭素数1-18のアルキル側鎖を有するスチレン-アクリル樹脂、(C)光重合性単量体、(D)光重合開始剤、(E)シリコーン系および/または高分子系ワックス添加剤からなり、該活性エネルギー線硬化型ワニスの降伏値が150〜250mN/m2となることを特徴とする活性エネルギー線硬化型ワニス組成物。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
紙基材上に、活性エネルギー線硬化型ワニスを塗布し、該塗布面にポリオレフィンフィルムを貼り合わせ、該ポリオレフィンフィルムを透して活性エネルギー線を照射して前記塗布面のワニスを硬化させ、その後に該ポリオレフィンフィルムを剥離させてなる印刷物に用いる活性エネルギー線硬化型ワニスにおいて、 (A)極性官能基含有(メタ)アクリル系樹脂10〜25重量%、(B)アルキル基含有(メタ)アクリル系樹脂5〜15重量%(C)光重合性単量体50〜75重量%、(D)光重合開始剤0〜20重量%および(E)添加剤0.1〜10重量%を含む活性エネルギー線硬化型ワニスであって、 (A)極性官能基含有(メタ)アクリル系樹脂が、 (a1)スチレン系単量体70〜95重量%と(b1)極性官能基を有する (メタ)アクリル酸エステル単量体5〜30重量%と を共重合させてなり、かつ 重量平均分子量8000〜14000 であり、 (B)アルキル基含有(メタ)アクリル系樹脂が、 (a2)スチレン系単量体80〜95重量%と(b2)アルキル基の炭素数1 〜18であるアルキル鎖を含有する(メタ)アクリル酸エステル単量体5〜 20重量%と を共重合させてなり、かつ 重量平均分子量8000〜14000 であり、 (C)光重合性単量体が、 (メタ)アクリロイル基を少なくとも1個有する単量体 であり、さらに、 (E)添加剤が、 シリコーン系および高分子系ワックス添加剤から選ばれる1種類以上 であり、 前記活性エネルギー線硬化型ワニスが、 降伏値150〜250 mN/m2(25°C) であることを特徴とする活性エネルギー線硬化型ワニス組成物。
IPC (1件):
C09D 11/10
FI (1件):
C09D11/10
Fターム (10件):
4J039AB12 ,  4J039AD03 ,  4J039AD10 ,  4J039AD21 ,  4J039EA04 ,  4J039EA05 ,  4J039EA06 ,  4J039EA08 ,  4J039EA33 ,  4J039GA25
引用特許:
審査官引用 (5件)
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