特許
J-GLOBAL ID:201203023982477426

使用済みリチウムイオン電池類の有価物の分別回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大谷 保 ,  東平 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-099719
公開番号(公開出願番号):特開2012-229481
出願日: 2011年04月27日
公開日(公表日): 2012年11月22日
要約:
【課題】使用済みリチウムイオン電池類から、その中に含まれる有価物を、各々分別して回収する方法を提供する。【解決手段】電解質等の有機物を除去した後、解体して、活物質から成る粉状品と鉄、銅、アルミから成る塊状品に分け、粉状品は、酸化焙焼及び還元焙焼により、グラファィトの除去、及び、リチウム複合酸化物の結晶を分解して、その中に含まれるリチウム分を、いったん水酸化リチウムにしてから、最終的に炭酸リチウムとして回収し、さらに、コバルトとニッケルは、磁選にて磁着物として回収し、マンガン及び鉄などの酸化物や水酸化物は非磁着物として回収する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
使用済みリチウムイオン電池類から、有価物の分別回収を行う方法において、 使用済みリチウムイオン電池類を、アルカリ土類金属の水酸化物を溶解あるいは懸濁した水に浸漬した後、400°C以下の温度で予備焙焼し、該電池類を解体して、その成品を篩にて銅、アルミニウム、及び鉄から選ばれる少なくとも一種を含む塊状品と、正負極の活物質を含む粉状品に分別する第1工程、 上記第1工程で得られた粉状品を、400°C以上の温度で酸化焙焼した後、さらに、還元ガス気流中、400〜750°Cの温度で還元焙焼する第2工程、 上記第2工程で得られた還元焙焼品を、水、又はアルカリ土類金属の水酸化物を懸濁した水溶液に浸漬させた後、ろ過して得られるろ液からリチウム分を回収する第3工程、 上記第3工程におけるろ過の残渣分を水に懸濁及び分散させた後、その懸濁液を磁力選別にて、金属コバルト及び/又は金属ニッケルを磁着させて回収し、一方で、マンガン及び鉄の酸化物及び水酸化物、並びに、その他の非磁性物から選ばれる少なくとも一種を非磁着物として回収する第4工程、 からなることを特徴とする、使用済みリチウムイオン電池類の有価物の分別回収方法。
IPC (12件):
C22B 7/00 ,  C22B 1/00 ,  C22B 1/02 ,  C22B 26/12 ,  C22B 23/00 ,  C22B 47/00 ,  H01M 10/54 ,  C01D 15/08 ,  B09B 5/00 ,  B09B 3/00 ,  B03C 1/00 ,  C02F 1/58
FI (12件):
C22B7/00 C ,  C22B1/00 601 ,  C22B1/02 ,  C22B26/12 ,  C22B23/00 ,  C22B47/00 ,  H01M10/54 ,  C01D15/08 ,  B09B5/00 A ,  B09B3/00 303Z ,  B03C1/00 B ,  C02F1/58 J
Fターム (38件):
4D004AA23 ,  4D004AB03 ,  4D004AC05 ,  4D004BA05 ,  4D004CA02 ,  4D004CA08 ,  4D004CA09 ,  4D004CA30 ,  4D004CA34 ,  4D004CA36 ,  4D004CA37 ,  4D004CA40 ,  4D004CC01 ,  4D004CC11 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D038AA08 ,  4D038AB58 ,  4D038BA02 ,  4D038BB17 ,  4K001AA02 ,  4K001AA07 ,  4K001AA09 ,  4K001AA10 ,  4K001AA16 ,  4K001AA19 ,  4K001AA34 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001CA02 ,  4K001CA03 ,  4K001CA04 ,  4K001CA05 ,  4K001CA15 ,  4K001CA16 ,  5H031BB09 ,  5H031RR01 ,  5H031RR02

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