特許
J-GLOBAL ID:201203024297149064

貯蔵石炭内部の温度測定方法、貯蔵石炭の自然発火防止方法、および貯蔵石炭内部の温度測定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人樹之下知的財産事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-282843
公開番号(公開出願番号):特開2012-132701
出願日: 2010年12月20日
公開日(公表日): 2012年07月12日
要約:
【課題】ばら積みされた石炭パイルの内部の温度を精度よく測定できる貯蔵石炭内部の温度測定方法を提供する。【解決手段】石炭パイル1を層状にばら積みする際、層状貯蔵石炭を形成しつつ、タグ識別情報があらかじめ既知の温度検出器2を、所定の間隔で順次設置し、さらに層状貯蔵石炭を積層させ、石炭パイル1内に温度検出器2を埋設する。計算機4に、温度検出器2のタグ識別情報と、埋設した埋設位置とを関連付けてタグ埋設情報を生成し、これらタグ埋設情報を記憶させて埋設位置データベースを構築する。温度検出器2のRFIDタグ間通信により、タグ識別情報および温度情報を周囲の他のRFIDタグに伝達し、石炭パイル1の外部の受信器3で受信する。受信器3で受信したタグ識別情報と埋設位置データベースとを照合し、石炭パイル1の自然発熱部位を特定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ばら積みされた貯蔵石炭の内部の温度を測定する貯蔵石炭内部の測定方法であって、 電源、温度センサー、および前記温度センサーで測定された温度情報を自己のタグ識別情報とともに周波数1GHz以下の電波により発信可能で、かつ自己のタグ識別情報とは異なる他のタグ識別情報および温度情報を受信すると自己のタグ識別情報および温度情報とともに前記電波により送信可能なRFIDタグを備えた温度検出器と、前記タグ識別情報および前記温度情報を受信する受信器とを用い、 前記温度検出器を貯蔵石炭中に複数埋設する埋設工程と、 前記貯蔵石炭中に埋設された各RFIDタグのタグ識別情報と埋設位置とを関連付けて1つのデータ構造のタグ埋設情報を生成させて複数記録しデータベースを生成する入力工程と、 前記受信器で受信された前記タグ識別情報および温度情報と、前記データベースのタグ埋設情報とを照合し、各RFIDタグが埋設された位置と温度とを関連付け、出力手段から前記RFIDタグが埋設された位置における温度を報知する測定工程と、 を実施することを特徴とする貯蔵石炭内部の温度測定方法。
IPC (4件):
G01K 13/10 ,  G01K 1/02 ,  B65G 3/04 ,  B65G 3/02
FI (4件):
G01K13/10 ,  G01K1/02 E ,  B65G3/04 A ,  B65G3/02 A
Fターム (2件):
2F056AE03 ,  2F056AE07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 堆積石炭の自然発火防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-224532   出願人:バブコック日立株式会社
  • タグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-192278   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • バラ荷用ヤード管理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-291638   出願人:東芝三菱電機産業システム株式会社
審査官引用 (3件)
  • 堆積石炭の自然発火防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-224532   出願人:バブコック日立株式会社
  • タグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-192278   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • バラ荷用ヤード管理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-291638   出願人:東芝三菱電機産業システム株式会社

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