特許
J-GLOBAL ID:201203026668481906

振動試験制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 光石 俊郎 ,  光石 忠敬 ,  光石 春平 ,  田中 康幸 ,  松元 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-103409
公開番号(公開出願番号):特開2012-233814
出願日: 2011年05月06日
公開日(公表日): 2012年11月29日
要約:
【課題】ランダム信号の尖度をパラメータとするランダム振動試験を行うことのできる振動試験制御装置を提供するにある。【解決手段】振動加振機装置(308)にランダム振動信号を与えて試験体の振動試験を行うランダム振動試験制御装置(300)において、試験目標として与えられる尖度(クルトシス)、分散及びPSDスペクトルの条件を満たす非正規分布の確率密度分布関数Dist(x)を求める確率密度分布関数生成手段(301)と、前記確率密度分布関数Dist(x)から非正規分布の目標ランダム時系列信号Tg[t]を生成する目標ランダム時系列信号生成手段(302)とを備え、前記目標ランダム時系列信号Tg[t]と前記応答時系列信号Rtとが振幅、位相とも合致する制御を行い、非正規分布ランダム信号による振動試験を実現する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
振動加振機装置(308)にランダム振動信号を与えて試験体の振動試験を行うランダム振動試験制御装置(300)において、 試験体の加速度を検出するセンサーより得られた応答信号をAD変換によりディジタルの時系列信号に変換して応答時系列信号Rtを生成する応答時系列生成手段(307)と、 試験目標として与えられる尖度(クルトシス)、分散及びPSDスペクトルの条件を満たす非正規分布の確率密度分布関数Dist(x)を求める確率密度分布関数生成手段(301)と、 前記確率密度分布関数Dist(x)から非正規分布の目標ランダム時系列信号Tg[t]を生成する目標ランダム時系列信号生成手段(302)と、 前記目標ランダム時系列信号Tg[t]から周波数空間での制御目標となる周波数系列の信号である目標スペクトルTfに変換する目標スペクトル生成手段(303)と、 前記応答時系列信号Rtと駆動時系列信号Dtとから伝達関数及び逆伝達関数を計算し、前記目標スペクトルTfの周波数空間での振幅と位相を補正し、駆動フーリエスペクトルDrを生成する周波数系列補正制御手段(304)と、 前記駆動フーリエスペクトルDrから逆高速フーリエ変換とオーバーラップ合成手法により滑らかな駆動時系列信号Dtを生成する時系列信号復号手段(305)と、 を備え、 前記目標ランダム時系列信号Tg[t]と前記応答時系列信号Rtとが合致する制御を行い、非正規分布ランダム信号による振動試験を実現することを特徴とする振動試験制御装置。
IPC (1件):
G01M 7/02
FI (1件):
G01M7/00 B

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